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> Mr.Yの穀物相場戦略
Mr.Y
穀物ディーラー。老舗取引員の内勤系場立ちから地場系のディーリングへと数年在籍。現在、某社フルコミッション。日柄分析による独自手法のテクニカルを用いる。
No.47
2007/07/07 18:46
【穀物相場の見通し】
週末の入電
コーン:期近2限月が9.00〜10.50セント高、12月限は9.50セント高
その他の限月は6.75〜9.50セント高。
大豆:期近2限月が9.25〜10.25セント高、11月限は9.50セント高
その他の限月は変わらず〜10.75高。
ベルト西部を中心としたHOT/DRY天気予想を主材料にて大幅に上昇。
今後の展開
需給の大幅緩和が明らかとなったコーンは大豆・小麦とは離れた独自の動きが予想
され、コーン9月限はとりあえず300を目指して下降線を辿るとの見方が一般的
になっており、今後の話題はコーンは果たして「どこまで下値があるのか?」
大豆の場合は「どこまで上値があるのか?」に焦点が絞られる。
天候に問題無い場合、新穀コーン12月限は250まで下落しても何らおかしく
ないとの予想も見られる。
07/08年クロップの期末在庫率が10%を越える事が確実になり、さらに今後
の天候次第では150台後半の単収が実現→在庫率が15%以上に上昇するとの
見方から、弱いトレンドが続くものと予想したい。
大豆は現在世界的に供給問題が浮上しており、米国生産高の縮小分を相殺するため
に、9月から10月にかけて行われる南米の大豆作付が過去最高水準に拡大する
必要がある。
現在大豆市場価格は世界的な作付面積拡大を促すには安価すぎるとの見方も。
結論:とうもろこし
個人的には一相場終了と判断しており、ひと相場75日(人の噂も75日)
三月またがり60日(相場は日柄)でひと思案と見たい。
結論:大豆
トレンド転換日・週足からの見方を待ちたい。
7月の第4週〜5週が、基本数値の129週目に合致する。
No.46
2007/06/23 18:32
【穀物相場の見通し】
週末の入電
コーン:期近2限月が18.00〜17.50セント安、その他の限月は
17.50〜4.50セント安。
大豆:期近2限月が21.50セント安、その他の限月は2150〜12.25
セント安。
コーンベルト東部の降雨や週末の降雨予報が嫌気される。
株価急落によるリスク資産圧縮懸念も相場を圧迫。
週末のNY株式市況は、高金利型(サブプライム)住宅ローンの焦げ付き
問題が、金融機関の経営悪化につながるとの警戒感が強まり、急反落した。
ダウ工業株30種平均は前日終値比185.58ドル安と今年4番目の下げ
幅を記録し、1万3360.26ドルで終了。
今後の展開
まさに天候相場と呼ぶにふさわしい荒々しい天候が繰り広げられている。
昔から7月4日の独立記念日前後は受粉にとって重要な時期として注目される。
来週は10日間予報に集中的に注目が集まる。
10日間予報は、7月上旬に発表される。
つまり早期作付けコーンの受粉の始まる頃。
大豆の先物は、大豆の生育にとって決定的な時期は8月で、7月に入って天候相場
が大きくなると大豆相場にも影響がある。
結論:とうもろこし・大豆
農務省は6月29日に年間の作付報告と4半期毎の穀物在庫報告を発表するが、
今回のコーン・大豆・小麦の報告は様々な理由でより重要なものになる。
波動で見れば、今週は一相場終了と確認出来るほど、ヒビが入った状況。
現在の相場がトレンド相場の終了と認識するには、重要な基本数値と日柄から。
コーンのトレンド転換日・週足からの見方。
2005/1/17日・13970円を起点とすれば、
7月の第一週が基本数値の129週目に合致する。
大豆のトレンド転換日・週足からの見方。
2005/2/7日・30260円を起点とすれば、
7月の第4週〜5週が、基本数値の129週目に合致する。
ただし、目先の一波動からすれば、来週の27日から29日は注意日にあたる。
また、ビッグレポートも控えており、まだまだ強材料には過敏であることを示すと
思われます。
No.45
2007/06/16 18:34
【穀物相場の見通し】
※週末の入電=今後のドライな天候が懸念され上昇。
コーン:期近2限月が8.50〜9.50セント高、その他の限月は2.50〜
セント安〜6.75高。
来週も降雨量が少なく、水分状態が改善されないとの見通し。
来週月曜日のコーン・クロップコンディション発表は今週対比1−4%
程度下落するとの見通し。
大豆:期近2限月が19.50〜19.75セント高、その他の限月は4.50〜
19.75セント高。
来週のドライ予想を意識したファンドが再び買い上げてきたこと。
大豆油相場はインドネシアのパーム油輸出税値上げしたこと、大豆需要
の増加が想起され、また原油相場の上昇も支援。
※今後の展開=コーン・大豆とも受粉期本番を間近に控え、ますます天候要因が気に
なるところ。
※結論=とうもろこし・大豆
今後は頻繁に短中期の天気予報が発表され、相場を乱高下させる大きな材料となる
が、今年はラニーニャに関する情報に注目が集まっている。
ラニーニャとは太平洋赤道域の中央部(日付変更線付近)から南米のペルー沿岸
にかけて海面水温が下がる現象を指し、ラニーニャ現象が発生した年は、
米国五大湖付近で高温少雨の傾向が強まると言われている。
今年は年初から海面水温の低下が始まり、ラニーニャ現象の発生が懸念されていた。
今週11日(月)に日本の気象庁は「エルニーニョ監視海域(ラニーニョ監視海域
とは言わない)の海面水温は夏から秋にかけて基準値より低い値で推移すると予測
される。現在、ラニーニャ現象が発生しているとみられ、秋まで続く可能性が
高い。」と発表した。
過去に米国でラニーニャが発生した年はどのような天候であったのだろうか。
今年のように夏場にラニーニャが発生したのは1999年で、コーン・大豆の
単収はそれぞれ133.8ブッシェル、36.6ブッシェルを記録した。
この数字は前年(1998年)の133.4ブッシェル、38.9ブッシェル、
翌年(2000年)の136.9ブッシェル、38.1ブッシェルをいずれも
下回っており、コンディションは良好とは言えなかった。
この夏はラニーニャの影響でベルト東部を中心に高温少雨の状況が続き、
クロップに与える影響が懸念されるが、NOAA(米国海洋大気庁)は依然
ラニーニャ発生を発表していない。また、5月にインフォーマ社が発表した
レポートによると、1950年から1999年の間でラニーニャが発生した12
年間のコーン単収は、トレンド単収対比95−99%だったが、74年と88年
を除いた10年間に限るとトレンド単収対比100−101%であった。
一概にラニーニャ発生時には単収が下落するとは言い切れないと指摘しており、
各種民間情報会社のレポートでもラニーニャに対する見方は大きく異なる。
※結論=とうもろこし・大豆
個人的な見解、来週上昇が続かない場合は、2番天井を取りに来ていると判断
したい。判断材料として、シカゴ・国内両市場とも週明けは、トレンド転換の
可能性を暗示する基本数値(76)に当たる変化日。
今週・来週の動きで、今年1〜3月の値位置以上に戻しているが、先物取引は
3ヶ月で終了する。そうなると昔から言われた”三月跨りのひと相場”という
のに合致する。
従い、長期的には買い方針と考えるが、天井形成する可能性もあるので、
買い玉は撤退したい。
来週はトレンド転換するタイミングでもある。
No.44
2007/06/10 12:15
【穀物相場の見通し】
※今週の動き
コーンは天候リスクを踏まえて他穀物に追従して確りするが、4ドルの壁を抜けられ なかった。ファンド勢が期先限月へのロールオーバーも進み7月限は売りが先行。
大豆はパーム油がインドネシアの料理用油の輸出関税引き上げの観測。
インドの植物油輸入の関税引き下げの見方を背景に上昇。全限月が一代の高値更新。
週末の入電、コーンは期近2限月が3.25〜2.75セント安、その他の限月は
4.00〜1.00セント安。
来週月曜日のUSDA需給発表を前にして利食いの売りが入ったこと、来週の需給発表
でのコーンの単収上方修正、輸出需要下方修正など弱い内容が見込まれたことで軟調
な流れ。セッション中に出された来週ベルト地域の降雨が前回予想より少ないとの見 通しとなったこと、また再来週の天候がドライと予想されたことで10セント以上の
ラリーを見せ、引けにかけては値を下げた。
大豆の入電、期近2限月が10.75〜10.50セント安、その他の限月は13.
00〜7.50セント安。
パーム油の大幅の下げ、東部コーンベルト降雨予報から大豆下落。
パーム油相場はインドネシアが輸出税を今月据え置きにしたこと方から一日で
約6.6%、174マレーシアリンギットの一番の下げを記録したことから、オープニ ングは大幅安となり、実際の大豆7月限の寄り付きは12セント安の820と大きく
下げての弱いスタート。その後は来週月曜日のUSDA需給発表でも2007年クロップ
の期末在庫減少予想というファンダメンタルの強さが意識され買い戻される。
※今後の展開
コーンは米中西部における目先の降水確率次第。
関心が高まっているベルト東部で高温乾燥が予想されている。ドライエリアがインデ ィアナ南部・オハイオ南部に進出してきている点は注意を要すると言われている。
大豆は天候相場リスクが減反の大豆にとってはかなりプレミアム的に過敏な反応を示 す安い状況にあるので、上値追求の流れ。
※結論=とうもろこし
コーンが何とか4ドルを目前に留まっている理由の背景には順調な作付進捗、及びク ロップコンディションが上げられるが、クロップコンディションレポート(発芽、生 育状況)でも好調さを維持している。さすがにファンドの買いも勢いを削がれている
今年は、作付面積増のおかげで04年並み(史上最高の単収・160.4BU)の単収を 実現できなくても暴騰はさけられる可能性が高くなっているが、決して今年の天候が 理想的では無いこと、そしてそれを材料に今後いつ買いが入ってもおかしくない事を 示している。
※結論=大豆
シカゴ市場でも上値警戒感の方が大きいといわれ、危険ゾーンにはまだ達していない と認識される。
国内市場も大豆が主役となり連騰で最高値更新し、何時押しても不思議なく、天井破 り相場であり、これから天候リスクを抱えているという状況で、まだまだ上昇ムード が継続中である。
※大豆価格の高騰の背景(BRICsで急増する食料消費)
・生長著しい有力新興国のBRICs(ブラジル・ロシア・インド・中国)では、人々の生 活水準が向上し、様々な食料品に対する需要が急速に高まっている。BRICsの人口は 計27.5億人。この人たちの食の西洋化・高級化が進めば、世界の食料の需給バラン スに無視できない影響が及ぶ。
・世界全体の食料生産について、世界生産に占めるBRICsのシェアが将来どの程度まで 上昇するかのシュミレーションの結果。
(1)BRICsの牛肉消費量(トンベース)の世界シェア、2005年時点では30.5%だっ たが、2010年には33.5%、2020年には40.0%、2030年には46. 8%まで上昇すると推計される。
(2)大豆の消費量(トンベース)の世界シェア、2005年時点では39.9%だったが、 2010年には42.5%、2020年には47.8%、そして2030年には
52.8%まで上昇すると見られる。
(3)トウモロコシの消費量(同)のシェアは2005年時点では28.5%だったが、20 10年には32.1%、2020年には40.7%、2030年には51.0%まで上昇 する。
※チャート的にも大豆と小麦は非常に似通った形となり、コーンとの地合いの差が明確 に。背景には大豆の短・中長期的な需給タイト化などファンダメンタルな要因が存在 すると言える。
No.43
2007/06/02 21:35
【穀物相場の見通し】
※今週の動き
今週末から来週にかけてベルト東部では雨が降らないとの一部天気予報がコーン相場
上昇の引き金となったと言われるが、4月以降ボックストレード(コーン7月355
〜395)が続く中で、下限に近づいてきた、(365前後)ため、ファンドが買い
材料を探していたと思われる。
ウクライナの小麦輸出停止、米国冬小麦エリアの豪雨も穀物相場を押し上げる一因。
週末の入電は、期近2限月が3.50〜2.25セント安、その他の限月は3.25
セント安〜0.50セント高。
ドライもしくはWET予想する向きによって、一致しない内容となっていることが
一方的に強い流れとはならず。
大豆は原油相場が64ドル台から週末には65ドル台/バレルに上昇したこと。
パーム油の上昇から大豆油への需要シフトの可能性があること。
週末の入電は、期近2限月が11.25セント高、その他の限月は変わらずから
12.50セント高。
※今後の展開
コーンは作柄報告が相場にとって弱気の内容となったにも関わらず全く材料視され
なかった。この為、当面は受粉期が6月20日頃から始まり、高温乾燥には敏感に
なっているため、短期的な天気予報が荒れる展開となる可能性が高い。
大豆は新値更新で活気付いており、加熱気味から警戒感が拡大しやすい状況も。
※結論=とうもろこし
コーン7月限の395近辺には強力な抵抗線が控えており、慌てて買いを進める
必要もない見方もある。
今回もボックス圏を突破するのは難しいとの見方。
個人的には、今週の動きから感じた事は、弱気一辺倒ではいけない事を再確認させ
られた。
・今後、価格修正安がある場合は売り玉は撤退していきたい。
・ファンドの持ち高もいつの間にか随分と整理されており、最近ご無沙汰していた
「外部要因による上昇」という一面も見せてきているので、下値の深追いは禁物。
・大豆の在庫率低下はシカゴ全体を底上げする役割を果たしかねず、短期的にも
中長期的にも要注意。
※結論=大豆
相場の流れを見極めるためには、日足より週足、週足より月足へということで、
過去の月足を検証して見たい。
1994/10月 526.75⇒1997/5月 903.50 32ヶ月
1997/05月 903.50⇒1999/7月 401.50 27ヶ月
1999/07月 401.50⇒2002/2月 415.50 31ヶ月
2002/02月 415.50⇒2004/4月 1064.00 28ヶ月
2004/04月 1064.00⇒2006/9月 526.50 30ヶ月
NON大豆=04年4月天井を今年2月に破り、その2月天井も今年5月に破った。
状況は2003年11月から04年2月にかけての状況。
中段の保ち合い=と類似しており、5月上昇がこの保合からの上放れであることが
よくわかる。
目標は押しの倍返しの55000円。さらに6万円ということか?
No.42
2007/05/26 21:56
【穀物相場の見通し】
※今週の動き
シカゴ定期市場のコーンはボックスレンジの丁度真ん中付近に落ち着いている。
週末の入電は、期近2限月が0.50セント安〜0.50高、その他の限月は
1.50セント安〜3.00高
大豆は約3ヶ月ぶりの高値で、背景は新穀期末在庫の大幅減少見込みが継続されて
いる。更に植物油市場全面高も続伸させる材料となっている。
週末の入電は、期近2限月が7.00〜7.25セント高、その他の限月は2.50〜
7.75セント高。
※今後の展開
コーンは現在の生育状況はほととんど全ての作物で平均をかなり上回っており、
今年はすでに豊作の可能性の兆候が出ていることを示唆している。
大豆は内外において、強い流れの中にあるが、目先は高値警戒感も出やすい水準。
※結論=とうもろこし
クロップコンディションは問題ないが、ドライ懸念が今後も払拭できないようで
あれば、再上昇の可能性は十分有り得る。ただし、降雨見通しとなれば、天候相場
特有の荒い値動きも予想される。
・土壌水分が不足している米南東部は、夏にコーンベルト東部の干ばつをもたらすと
の噂が広がっている。
過去10回の南東部の干ばつを調べると、コーンベルトが干ばつに見舞われたのは
一回だけで、それも1914年。2004年、2006年と南東部は干ばつだったが
、コーンベルトのイールド(単収)は上方修正されている。
・6月第5営業日となる6月7日には大手インデックスファンドの乗り換え
(7月限売り・12月限買い)が予想されている。
・コーンは作付面積が拡大したとはいえ、世界レベルの期末在庫・需給見通しはタイト
な状況と読み取れるが、強気方針に転換するのは時期尚早と判断したい。
※6月にかけては、様変わりするのか、悲観論先行となるのかの分かれ目。
雨が穀物をつくるということで、(7月と8月の天候は単収を決めるのに最も重要)
弱気の解釈としたい。
※結論=大豆
・FIMAT社の大豆需給予測。作付面積の減少に伴い、生産量の低下・期末在庫の低下
を予想し、来年度のクロップは実に0.7%の在庫率と予想している。
さすがに0.7%の在庫率では相場も暴騰し、輸出需要も逃げていくものと見られる
が、仮に100百万ブッシェル減少したとしても、期末在庫率は4.0%に過ぎず、
2004年春に10ドル相場を示現した03年クロップの期末在庫率4.4%を下回る
・エタノール需要を背景にコーン相場が歴史的な高値圏に到達したが、大豆の需給関係
はそのコーンさえをはるかに上回るタイトな状況が控えている。
※07年度の期末在庫が大幅な前年比マイナスとなる大豆は、1976年のような
独歩高的な動きが発生するなど、何か起こる可能性も考えておきたい。
以上を踏まえると、大豆買い/コーン売りの流れがしばらく続きそう。
No.41
2007/05/19 19:28
【穀物相場の見通し】
今週の動き
シカゴコーン=農機具の技術革新(作業の大規模・簡素化により、作付必要日数が減少する)により、多少の降雨による作付遅延は問題ないとの見方が支配的だったとは言え
、作付進捗報告は市場からも驚きを持って受け止められている。
しかし、コーン生育期に乾燥が強まるとの観測や、中国や東欧の生産地における乾燥懸念も下支えとなる。
コーン7月限が354をブレイクできなかった事から改めて底堅さが認識された。
週末の入電は、期近2限月が2.50〜1.75安、その他の限月は7.00〜0.50安
今後の天候がクロップの生長にとって良好との見通し。
シカゴ大豆=作付が予想上回るペースで進んでいることが判明したため、売り先行で始まった。 その後、作付面積減少を背景に新穀期末在庫が前年比で大幅減少するとの見方が示されたため供給不安が急速に強まった。
また、バイオディーゼル向け需要拡大に伴って在庫が大きく減少するとの見方もファンド買いが集まった。
週末の入電は期近2限月が0.25安、その他の限月は0.50〜4.00高
買い過剰感によるポジション整理。
今後の展開
・コーンは、中期予報がドライ気味の天候を示した事に加え、ラニーニャ懸念まで飛び 出し、作付遅延の懸念の次は単収低下懸念に焦点が当たる形。
シカゴ市場の大豆関連が上昇しているにも関わらずコーン・小麦は追随する気配を見 せていない。細かい上下動が続くものと予想する。
・大豆は「作付は現在初期段階にあるため、今後の天気次第で遅れが出る可能性は十分 にある」との見方も根強い。
大豆は大豆油相場と原油相場が高止まりしていることが好感されている。
結論=とうもろこし
増反が高単収と結びつけば、需給の先読みも緩和してくるわけで、
インフォーマ社が07/08年度クロップ作付面積及び単収見通しを発表した。
作付面積 9060万エーカー
イールド 156.3BUという非常に大きな数字を予想。
期末在庫率は12.5%に達し、06/07クロップの8.1%及び農務省5月需給報告の
7.6%を大きく上回る。
※本来この数字では急落してもおかしくなく、あれだけコーン作付面積の減少が騒がれ ていただけに、俄かには信じ難いと判断された模様。
しかし、本発表が弱材料であることは間違いなく、今後の天候次第では再び発表内容 がクローズアップされ、相場を下押しする主要因となり得る。
※従って、瞬間的に上値を追いかける展開となっても、ここは一旦我慢のしどころか。
引き続き戻り売りと判断したい。
結論=大豆
大豆上昇を支えた要因
・中国が576万トン(2億900万BU)の米国産大豆の買い付けを発表した。
中国は世界四大生産国だが毎年、米国の輸出の40%を輸入している。
・6年ぶりの水準に達したレアル高と言われる。ブラジルの収穫事態は順調に進んでい るにも関わらず、慢性的なレアル高が同国の輸出促進の足かせとなっている。
・バイオディーゼル向け需要拡大に伴って在庫が大きく減少するとの見方。
・パーム油が8年来の高値を更新し、大豆油需要も拡大している。
・作付面積減少を背景に新穀期末在庫が前年比で大幅減少。供給不安が強まる。
※一般大豆(遺伝子組換種)は干ばつに耐えることが出来るが、NON−GMO大豆(非遺伝 子組換種)は天候不良の影響を受けやすい。
大豆作付面積縮小予測の中で、GMO大豆(遺伝子組換種)の栽培面積比率は、
今年90%を超えるのは確実との見方で、NONGMO大豆は限られた面積となる。トン当 たり5000円前後となっていたプレミアムの引き上げなどが無ければ非遺伝子組換
種の供給量は停滞することになりそうです。
※この事がNON大豆相場を押し上げている一番の理由です。
地場筋の超強気の見方は60000円相場もありえるとの見方も?
なお、米国で生産される非遺伝子組換種大豆には日本向けの食用として開発された
品種が多いのが現状です。
No.40
2007/05/13 13:45
【穀物相場の見通し】
今週の動き=シカゴコーンの作付進捗に予想以上の改善が見られたために、一転して、
急落し、5/11日の需給報告で新穀に関する弱気見通しが発表されるとの予想も。
大豆もコーン及び大豆生産地帯では、天気が回復する見通しとなり、広い地域で晴天
となり、作付作業加速に期待が高まる。コーンを中心とする穀物急落に連れて売りが膨らんだ。
週末の需給報告は新穀(2007−08年度の見通し)の発表が開始されるため注目度
がより高い。
・コーン=新穀の期末在庫見通しが事前予想を下回り、大幅に上昇。
期近2限月が14.75〜15.25セント高、
その他の限月は6.00〜18.75高
寄り付き前に発表された5月度USDA需給発表でコーン新穀の期末在庫が事前予想平均
10億5800万BUを下回る9億3700万BU。在庫率は7.6%と95/96年度
以降最低レベルとなったことが相場に強材料視され大幅に上昇することとなった。
旧穀の期末在庫見通し(937百万BU)が事前予想平均(878百万BU)を上回った ものの、新穀の需給タイトが強材料視されたこと、今週の下げ過ぎ感(約25セント )からの反発を材料にファンドを中心とした積極買い。
・大豆=USDA需給報告の強い内容を受け、ファンドの買い上げから上昇。
期近2限月が14.75〜15.25セント高、その他の限月は変わらずから〜
16.00セント高。
注目のUSDA需給発表で米国産大豆の06/07年クロップの期末在庫は需要面で搾油
を5百万BU状上方修正したことかたら610百万BUと前月比5百万BU下方修正され、
07/08クロップは3億2000万BUと事前予想平均の3億3700万BUを下回った
コーンの強基調につられ大豆もファンド買い上げから上昇。
今後の展開=5月の需給発表は仮置きの姿であり、今後も作付面積及び単収ともに
これからの天気が最終的に決定する。
結論=とうもろこし
・シカゴコーンの現在の相場位置(7月限で350〜400)を大きく変えるには、
後半の作付けの進み具合次第で、天候は回復する見通しとなっている。
・国内市場は海外市場が下がってもさほど下げず、背景には海上運賃の上昇により
商社が買い戻しに動いていたために、全体を下げにくくさせている。
海上運賃は輸入コストを引き上げ、4月中旬から上昇に転じ、2004年12月
初旬以来の高値に上昇している。
現時点の価格は、前年同期のほぼ2倍になっている。
ちなみに過去最高は80〜81ドル台だった。
※個人的な見解として、需給報告で新穀に関する強気見通しが発表され、短期の上昇
を予測できたとしても、仮置きの姿では本格的な上昇トレンドに転換したとは、
まだいい難い。
罫線の波動からは、今週の動きで限界なのか失望売りに変わるのかの分かれ目。
結論=大豆
※大幅な減反により、新穀の期末在庫水準、需給ひっ迫懸念となれば、V字反騰し、
強気相場と期待も膨らむが。
しかし、コーンの動きに左右されやすく暫く様子見としたい。
No.39
2007/05/05 18:20
【穀物相場の見通し】
今週の動き=今週も作付進捗の遅れを手掛かりに上昇。
GW中の入電は、コーンで13.25〜12.25高
大豆は8.75〜8.00安
・コーンは天候要因が相場上昇を導いており、
5中旬までの作付進捗率は77%を大きく下回る50%に留まる見通しが
あること。
・大豆はコーンが上昇するのにつられ、大豆もファンド買いから上げるが。
その後、利益確定売り、天候以外の新規材料もないことが上伸できない理由。
コーンの方向性が他の穀物の方向性を左右している。
※今週注目材料としては、寒波の影響を受けたカンザス州冬小麦の被害状況が上げら
れる。 WQC(小麦品質評議会)による、毎年恒例のクロップツァーが開始されて、
4月上旬におそった寒波の影響が深刻であることが確認された。
クロップツァーは3日午後に終了し、2007年のカンザス州冬小麦生産見通しを
発表した。
イールドは前年の1エーカー32ブッシェル(USDA発表)から41ブッシェルに
上昇。生産は3億9270万ブッシェルと前年の2億9120万ブッシェルから
34.9%増加する。
今後の展開=コーンはこのまま改善が見られない場合はUSDAが予測する9050万
エーカーの作付面積は8950万エーカーまで減少するとの見方も出ている。
来週月曜日の進捗率発表では50−54%(前年同時期63%)まで上昇すると
予想されているが、これから約3週間の天候が今年の作付面積を最終的に決めると
して注目される。
※ゴールドマン・サックス社 米国農家が実際作付するのはUSDA予想を3%程度
下回る、8790万エーカー程度になる可能性もあると。
※来週は相場の流れも変わるか、失望かという分岐点になりそう。
結論=とうもろこし
米国・過去に作付が送れた年はどうだったか。(アナリスト)
(1)最悪な年が1982年だった。
その年、6/1日まで種蒔き機を稼動させなかった。
4月末までに肥料を撒き、作付を始める準備ができており、6月第1週にコーン
を全部作付し終えた。
その年の高値は、4月に起きていた。
相場動向はその時(4月)から9月にかけて下がって行き、そうしたことは2年
あった中の1年で、その年の夏は天候要因による上昇はなかった。
(2)その他に作付が非常に遅れた年は、1974年、1984年、1995年で、
1974年と1995年には最終的に上昇はあったが、それは夏の干ばつが理由
だった。
買方にとって、現時点では投資環境が明るく見えて、どんな高値が出るかかも
知れないという気分になっている。
※個人的な見解としては、今の相場は天井波乱の通い相場である。
・通い相場とは、上げ中段の揉み合い、
または、天井後の高値保合い、一定期間の行きつ戻りつの大横バイが何回も続く
ことをいう。
・天井後の通いに入った相場は、月頭に多く強みを帯び、月末に徐々に下げる。
天井後は下げのトレンドであることから、月足で見れば陰線。
従って月末は安いことになる。
・次のサイクルボトム期まで戻り売り方針に変化無し。
結論=大豆
確かに減反見通しだが、かといって世界需給も米国需給も、今のところは需給
緩和、異常気象警戒はあるが、浮上するのは難しいかも。
No.38
2007/04/30 11:51
【穀物相場の見通し】
先週の動き=シカゴコーンは作付が予想以上に遅れていたことが判明し、15セント
近くも急騰したが、それでも買い人気は盛り上がらない。
大豆はコーンが作付遅延するようだと、大豆の作付が後付で増えることも懸念される
ため、盛り上がりに欠ける。
先週末のコーンはベルト地域の天候が予想ほどWETではないとの見通し、ファンドを
中心とした利食いの売りが入ると、天候の不安感から反発するが、材料不足で終了。
大豆は今週のドライ予想からコーンの作付が進むとの見方から、大豆作付減を予想
したファンドの買い上げから上昇。
しかしながら今週月曜日の、第1回の受渡し通知で大豆現物渡しの数量が2000枚
まで増えているとの情報から上値も抑えられる事となった。
今後の展開=コーンと大豆に関しては、すべてが天候次第であり、コーンが作付され
るかどうかにかかっている。
※古いことわざで、作物が5月1日までに作付けされても単収が良ければ、
収量は良いと言われている。
※コーンの理想的な作付け時期はおよそ5月半ばまである。
それより遅い作付けは単収が平年並みからそれ以下になることを歴史が証明して
いる。
ベテランの商品トレーダーが言うには、乾いた土なら大収量だが、
泥土なら単収は低くなるだろう。
結論=とうもろこし
作付け遅れを不安視する向きも依然多く。
米冬小麦の作柄悪化懸念が根強く残っているなど、上昇要因が浮上してきたが、
今後買いにつながるかどうか。
・米国コーン価格のテクニカル
4月25日は昨年8月18日の安値265.75セントから基本数値・172
今年2月26日の一代高値459.75セントから基本数値・42
また4月3日の安値355.00セントから基本数値・17
以上の変化日は4月26日で、日柄的には一本調子的な上昇は見込めない。
今週の5月3日がターニングポイントとして意識される。
また4/2日(363.50セント)の底割れの場合、
下値目処は4/9日(406.00)への戻り幅の倍返し。
※弱気相場を引きずりかねない理由として、
・作付面積が増え、天気が良好で、160ブッシェル以上の単収が予想できれば、
価格は昨年9月に記録した280ドルを上回る安値へとかなり下がる可能性がある。
・需要が大きいので、そうならないように思われるが、一度、相場に勢いがつき、
投機資金(ファンド)が買いから売りへと判断すれば、相場は予想以上にさらに
動く傾向があるかも知れない。
※以上下げ一服中の保ち合い、と言うことで一段安へのリスクが付きまとう。
引き続き戻り売りに変化無し。
結論=大豆
大豆先物は大豆とコーンの間のバランスのちょっとの変化にも反応している。
だが、コーンの大収量予測から収量減少予測に振れているので、春の作付け期に
大豆はその反対になるかも知れない。
・需給面で材料がなければ相場のトレンドにはさからえない。
・下げ渋りを見せたものの勢いはなく、反騰できないで揉み合いする場合には、
下げ一服に過ぎないとなりかねない。
※テクニカルとしては、
下値目処は、3月底レベル(3/5日46870円)(3/16日46690円)
それで止まらない場合、4/9日50820円への戻り幅の倍返しという展開。
No.37
2007/04/21 21:14
【穀物相場の見通し】
今週の動き=シカゴコーンは小麦主導でコーンの飼料需要が替わって増加するとの
見方も下支えとなり、買いの流れに転じた。
作付け遅れの懸念が強まったものの、週末にはそれほど深刻な遅れではなく、
急ピッチの作付が期待されるとして急落。
大豆価格は下がっている。もし雨の気象パターンが5月まで続くなら、作付けが遅れ
るために、コーンを作付しようと思っていた土地を大豆に戻すようなシフトが起こる
可能性があるから。結果論的に増えるかも、というのが圧迫。
週末は売られ過ぎ感、大豆油急伸から反発。
今後の展開=米穀倉地帯の不安定な天気によって、作付への影響観測が改めての材料。
米国の天気予報については気象予報士が確信が持てなくなっており、やや誤っている
予報ともなっている。
結論=とうもろこし
来週火曜日の作付進捗率発表が目先の材料となります。
※歴史的に見て中西部の主要生育地区の作付けは4月20日以降に行われる。
米国最大のコーン生産州であるアイオワ州において、作付に最適な時期とは、
4月15日〜5月10日の間。
イリノイ州では5月初旬から中旬。
インディアナ州では4月中旬から5月中旬。
・来週以降の好天候となれば売り圧力に押され、
日足チャートを見ても、ダウントレンドが優勢になってくる。
3.53をブレイクした場合は、次のチャートポイントは3.27まで下がると
言われ、天候次第では相場の頭を重くするか。
・30日・90日(5〜7月)の長期予報が発表され、気温、降水量ともに
平年並みの予報となれば売り圧力に押される内容となっている。
※コーン独自の強材料が不足している事から、強い展開は望めそうもない。
従って戻り売りに変化なし。
結論=大豆
※大豆の作付日については、アイオワ州では4月中旬から下旬の間が最適な作付日
になっており5月中旬から下旬でも単収はそんなに減らない。
イリノイ州では5初旬から中旬にかけてが最適な作付け日。
インディアナ州では5月中旬から下旬にかけて、ネブラスカ州では5月初旬から
中旬にかけてが最適な作付け日。
・米国産大豆の輸出成約ダウンから期末在庫が一層増えるとの見方。
・大豆のファンダメンタルズを厳密に考慮すると、旧穀価格ほぼ1ドルは高過ぎる。
・大豆は3月までは「減反の大豆買い」で来たが、4月からはその反動で下げている。
・チャートでは、3ヶ月前後の底打ち周期から考えると、手前の3月安値を底に、
すでにサイクル的な戻りをつけてしまって悪化中という見方にもなっている。
大豆の下値支持線が切り下がっていると感じております。
No.36
2007/04/14 19:25
【穀物相場の見通し】
今週の動き=シカゴ市場は天候以外には目立った材料も無く。
主要生産地のコンディション悪化、季節外れの大雪等で一度は戻したが、
来週例年並みの天気に戻るとの見通しが強まりつつあるために、作付作業の進行
シナリオが重しとなった。
週末のコーンはベルト地域の降雨見通し、小麦相場の高騰で上昇。
・米ベルト地域の6日ー8日天候予想がWETとなっていること。
・来週月曜日のコーン作付進捗率発表で5%〜6%と平年以下の進捗率が予想され
ていること(平年は9%)
・同じく来週月曜日発表される冬小麦クロップ・コンディションが低温により更な
るダメージがある見方など強材料を中心とした週末の動き。
・週末小麦耕作地への降雪で、クロップ・コンディションが更に悪化する予想から
高騰した小麦相場の影響を受け上昇。
またベルト地帯の天候予想も4月終盤に再びWETとなる見通しであること、
週末を前にしたショートカバー。
大豆はファンダメンタルの弱さからやや軟調。
・小麦相場の上昇に連れ高に値を戻すこととなった。
・世界植物油市場が堅調なこと。 エネルギー市場が終始強いこともあって堅調な
動きとなったものの、大豆独自の豊富な在庫などのファンダメンタルの弱さから
ほぼ変わらずで引ける。(引けにかけて10セント前後売られる)
・大豆油はパーム油市場の堅調な価格上昇と比較すると出遅れており、大豆油の米国
からの輸出は今後増加しそうではある。この動きに押される可能性がある。
今後の展開=天気は来週に改善との予報が流れるが、一転して降雨見通しとなり、
先行き不透明感が完全に消えるには、ぐずつく相場が続きかねない。
今週のコーンは失望売りに崩れかけるが、週末のシカゴ高を好感できるかどうか。
・今年の小麦の成長は1997年と重なり、その年の成長は今年のように全体として
進んでおり、春に寒くなったが、カンザス州の小麦生産は記録的な最高量となった。
1997年には、4月11日〜13日に寒くなり、この日は記録的な寒さとなったが
小麦の成長は進んでいた。
当時それは大異変として認識されていたが、終わってみれば大豊作だった。
結論=とうもろこし
来週は下げが加速するか、反転上昇に転じるかの重要な局面を迎えそうです。
個人的には引き続き戻り売りに変化なしと見ます。
とうもろこし価格急落の背景
・9045万4000エーカーという作付面積は日本の国土面積のおよそ97%に
当たります。
昨年度のイールドを用いて積算すると今年度の生産量は初めて3億トン台に達する
と想定されることになります。
この生産量を2006〜07穀物年度(2006年9月1日〜2007年8月31
日間)の状況に当てはめて2007〜08穀物年度の需給を予測すると危機的水準
となる6.4%まで低下した期末在庫は、過多とされる水準である20%前後まで
回復することになります。
・期末在庫率は需要と供給の差を示すもので、値が低くなるほど供給量の余裕が乏し
いことを示します。
適正とされる水準に関しては、一般的に米国の場合は14〜15%とされています。
4月10日に発表された需給予測では在庫率が7.5%に引き上げられました。
在庫率が上方修正されたのは、飼料用としての需要が1億2500万BU減少し、
その結果在庫量が増加するとの見方が直接的な原因となっています。
ただ、その背景としては前穀物年度までとは異なる新たな変化、年々生産量が増加
しているエタノール生産の副産物の存在が考えられます。
その副産物とは、コーングルテンミール、コーングルテンフィード、DDGSなどです。
そのうち特に重要視されているのが、米国で主流となっているエタノール生産方式
、ドライ・ミル方式(コーンを粉砕・醗酵・圧砕してエタノールを生産する方法)
において生産されるDDGSです。
コーンの需給動向という面からみると、DDGSを利用することは燃料用資源としての
消費量増加の影響でひっ迫が見込まれる飼料用コーン供給が補われることを意味し
ます。 動向次第では米国内におけるコーン供給のひっ迫度合いもこれまで予想さ
れていたよりも、需給緩和に結びつくものとなりそうです。
・作付意向が発表された結果、インデックス買いポジション縮小が促された結果と
考えられます。天候相場期という要因を考慮しても、コモディティ・インデックス
のポジション解消の動きは今後も引き続き行われることになりそうで、これがトウ
モロコシ市場の価格を抑制することになると思われます。
結論=大豆
・米国及び世界の大豆の供給過剰が改めて認識させられている。
・作付まで未だ間がある。
・中国のトレーダーやアナリストの多くは、4月の中国の大豆輸入量が3月の水準を
上回ると予想。
国内の農家は、4月と5月の作付シーズンに必要な資金を集めるため、在庫の売却
を急いでいるという。
・続落から罫線が悪化し、下値トライを開始してもおかしくない。
No.35
2007/04/07 18:30
【穀物相場の見通し】
今週の動き=先週末に発表された予想以上の作付増加見通しは、引き続き重しと
なっている。
今週のシカゴコーンはテクニカルにも非常に重要なポイントで、大幅下落するよう
だと、底なし沼の様相を呈したが。
後半は、米主要生産地での天気予報が市場心理を上向かせて、買戻しにつなっがっ
ている。記録的な増反観測とはいえ先行き不透明感が残るとも受け止められた模様。
大豆は米主要生産地で天候要因から農家がコーンから大豆に作付を変更するのでは?
との見方が響いた。
今後の展開=米主要生産地では寒波予報が出ており、作付作業への影響。
来週、生育状況悪化を想起させるが、来週の火曜日にはUSDA需給報告も材料視され
るが、旧穀トウモロコシの期末在庫が上方修正される可能性があり、市場では旧穀
の供給が十分にあると見ている。
※週末の反発は突っ込み警戒感を生んでいた所へ、タイミングよく悪天候の材料が
買いを誘った。内外とも急落した相場が戻っただけである。
結論=とうもろこし(個人的な見解)
ここ数日の悪天候のみを材料に再び4ドルに到達するのは難しいかも知れない。
引き続き戻り売りに変化なし。 以下、上値を抑制させる要因を上げたい。
・今年の記録的な増反見通しを背景にした売り圧力は根強い。
・インフォーマ社(3/30日のUSDA報告後の需給報告見通し)
06/07年は飼料需要がUSDA3月需給報告で発表された59億7500万BU
から57億5000万BUに引き下げられ、エタノールと輸出も下方修正された
結果、期末在庫率はUSDAの6.4%を大きく上回る9.4%に上昇。
また、07/08年は単収を156.4BU/エーカーと非常に大きく見積もって
いる事もあり、期末在庫率は何と13.4%まで達している。
仮にUSDAと同じ単収(152.8BU/エーカー)を採用したとしても期末在庫率
は、11.0%に届き、いかに作付面積の拡大が貢献しているかを如実に示して
いる。
・シカゴコーンの月足を見ても、4月は陰線引けすることが多い。
昨年までの過去20年間でも4月の陰線率は75%だった。
また、4月の陰線高値で年間天井打ちするパターンも多い。
ただし、今年の場合はラニーニャ現象予測による不作の可能性も残ってはいる。
・作付遅延が上昇につながったわけですが、農機具の発達により多少の長雨では
作付に影響が出ない事は過去数年間の経験からも明らか。
降雨前線が過ぎ去れば、また再び下値をトライする展開を予想します。
結論=大豆
・コーンが唯一の実際の支えだった。
これまで減反見通しで買い上げてきたこともあって売りが先行。
もし天候問題のような大豆にとっての新しい支えが出てこなければ、大豆先物
には強い上昇の可能性は期待できない。
・天候要因による作付遅延がコーンから大豆への作付シフトを想起させ、
コーンを作付することの出来ない土地面積は全て大豆にまわされる見方も。
※一部のブローカーからは、4月に入るとファンドが見直し買いをする可能性が
あるとの話も出ており、来週月曜日に再び買いが入るのか、節目となりそう。
全米最大の年金基金であるカリフォル二ア州公務員退職年金基金(カルパース)
が、3月に代表的な商品指標ゴールドマン・サックス商品指数へ4億5000万
ドル投じていたことが報じられている。カルパース幹部がロイターに対して明か
しており、投資は原油相場ラリーが始まる前で今より低い水準だったという。
ゴールドマン・サックスは24の商品指数から成る指数だが、エネルギーの
比率が7割近くと偏りがある。
No.34
2007/03/25 11:18
【穀物相場の見通し】
今週の動き=シカゴコーンは買いムードを盛り上げるようなニュース不足で、
ここ最近の売られ過ぎ感や、一時、米中西部で観測されている降雨によって、
コーン作付けが遅滞するとの見方によって上昇。
週末のコーンは反騰姿勢は見せられずに、3月30日USDA作付意向面積見通し
発表を前に動意が薄く、利益確定売り。
大豆は新規材料の無い中ファンドの利益確定売り。
作付が大幅減といわれている中、南米産大豆の豊作プレッシャーがあることから、
上下を繰り返しながら利益確定売りが先行。
今後の展開=来週は作付予想とコーン作付初期を迎えたコーンベルトの天気を
材料に神経質な動きが続きそう。
結論=とうもろこし・大豆
ラニーニャ現象による今夏の異常気象リスクということは、強気筋はそれを
期待して踏ん張るし、売り方はやばいと思ってまだまだ侮れない見方。
個人的な見解では、天井サイクルにつかまっているという印象を継続中と
判断しています。
下値追求の流れとして、以下、下げ要因を述べたい。
・4月を気学で相場判断すると。
甲辰・九紫火星で陽極まって陰を生ずの義があり、易では九は陽の極致で
あることから一に通じるの意味を持っています。
最高、頂上、君主を意味し、火の星、離別の星、争いの星とされています。
相場判断としては天井をあらわします。
・相場の高低には、どんな場合でも月数・日数の限度がある。
すでに上げ相場の日柄は達成している。
現状のコーン相場は2/26日29330円から3/16日26080円までの
下げ幅の1/3戻しの状況。 どこまで回復できるか?
・新穀の作付は、既に南部エリアでは佳境に入りつつある。ルイジアナ州では
コーンの作付進捗率が先週で54%に達し前年同時期の33%。過去5年平均の
19%を大きく上回っている。ルイジアナ州が主要生産地ではないことから大き
く材料視はされていないものの、これまでの気候は今年のクロップにとって理想
的である事が伺える。
・インフォーマ社の需給見通し=これまで07/08年度クロップが議論される際に
は、USDAが設定した152BUエーカーをベースにしていたが、インフォーマ社は
156.8BUエーカーに引き上げている。
また、06/07年クロップの飼料及び輸出需要を合計で275百万BUも引き下げ
ているため、07/08年度クロップの期末在庫は、11.2%に跳ね上がる。
(06/07年度の期末在庫も8.9%に上昇)
・作付さえ完了していない現時点で最終単収を予想する事自体に無理があるが、
150台後半に届いた場合は在庫率10%超を実現し、4ドル台はおろか
3ドル台さえ危うくなる可能性を孕んでいる事を再認識させられる内容と
なっている。
※USDAの発表がインフォーマとほぼ変わらないレベルという前提の下、
下値トライを続ける可能性も有ると見たい。
下値を貪欲に狙いたい。
No.33
2007/03/17 20:18
【穀物相場の見通し】
今週の動き=ファンダメンタルズに関しては目新しいニュースもなく、NY株式市場
の急落以降弱気な展開。
インフォーマ社の作付見通し、
・米国コーン作付面積 前回1月の推定8561.2万エーカーから8783.4万
エーカーに上方修正。
前年比では950.7万エーーカー増に相当し、米農務省が先月の年次農業
フォーラムで示した8700万エーカーとの予測を上回る水準。
・大豆は前回の7087.4万エーカーから前年比513.8万エーカー減の
7038.4万エーカーに下方修正し、これは農務省予測7050万エーカー
に近い同水準。(7000万エーカーを上回る水準が嫌気されている。)
今後の展開=作付けに関しては、一旦出尽くしと伺えるが、米株価の動向が注視
されるなか、住宅ローンの貸し倒れ懸念を発端にして再び金融市場に不透明感が
強まっている。商品市場も下落し、景気減速となればエタノール需要の後退に
つながるだけに、コーン市場でも大量に膨らんだ、ファンド資金の引き上げの
動きが警戒される。
結論=とうもろこし・大豆
主要なファンダメンタルズの材料が不足していることが、このような激しい価格
変動を生み、市場に何か変化が起こり、週明けもNY株式次第では、ドル売りへと
焦点が移りつつあるとの見方が浮上している。
※基本的に、市場は3月30日にUSDAが面積を発表するのを待っているが?
現況では、強気の考えは織り込まれ、
ここえきての下げ要因が非常に気になる。
・米国はエタノールの成長で順調に行っているのに、ブラジルとの協定がそれを
台無しにしてしまう。
ブッシュ大統領がブラジルのエタノールの輸入を許可するためにブラジルと
話し合ったという発表。(特に輸入関税撤廃)
・アジアの株式相場の崩壊。
・2007年に米国でコーンの面積が増えるという見積もり。
・米国の生産地域で干ばつの面積が小さくなっている。
・CRBインデックス価格は商品の強気傾向が終わったかも知れないことを示している
・最近の円高は米国経済の不透明感を感じさせている。
※以上を踏まえると、
本格的な出直り相場になるには、それ相応の日柄が必要だと判断したい。
下値で再び買いが入って持ち直しても維持する余力はないと見る。
天井した相場は底打つまで下げる。 売り方針に変化無し。
No.32
2007/03/10 21:56
【穀物相場の見通し】
今週の動き=シカゴ市場は神経質な上下動を繰り返す動き。
週末の需給発表はインパクト無し。
コーンは、前月発表と比較し生産面、需要面共に変化無く。南米産コーン生産量
は前月に引き続き上方修正され、南アフリカの大幅減産が響き、世界のコーン期末
在庫は微減となった為、本日の需給発表におけるインパクトは全く無かった。
大豆はブラジル産大豆の上方修正以外は材料無し。
米国産大豆の期末在庫は前月比変わらず。
南米産の豊作見通しが根強いことからじりじりと値を下げる展開。
今後の展開=今月30日に控えた作付け見通し発表、また、3月1日現在の全米在庫
発表に注目度が集まる。
4月からの天候相場を控えて、新穀の作付規模と合わせて重要な報告になる。
大豆も南米産地の収穫が開始される段階に移り、米国での期末在庫見通し/作付規模
が判明する事で、需給緩和が長期化するのか否かの分岐点となる公算が高い様に
思われる。
結論=とうもろこし・大豆
目先は、注目度が高い発表までは時間がある為、横バイ膠着の状況となるのか、
それとも異常気象に対するリスクが着実に拡大してきているという印象を与える
かどうか。世界の天候はラニーニャ現象の影響を生じるだろうと予想されている。
コーンは、今年の春に5ドルになる可能性もあるし、今年の秋までに3ドル以下
になる可能性もあると考えられる。
もちろん、天候が今年は大きな働きをしているので、この種の相場は予測し難い。
今年は5ドルと3ドルの両方がありそうで、収穫までにその両方になることも
可能。 天候相場入り前の押目底固めを確認させるのかどうか。
※コーン・大豆とも、先週の大陰線の週間足を見れば、上昇相場の終焉となる姿で
あり、個人的には引き続き、天井値段を出したと判断し、現況の動きは天井後の
高値保合いで、今後の反発は売りの好機が来ると判断したい。
また、上昇相場の時は押しの倍返しの動きとなっていたが、
下降トレンドに入ったと見れば、戻りの倍押しが考えられる。
どこまで下落するかではなく、どこまで回復するかを見極めたい。
No.31
2007/03/04 12:38
【穀物相場の見通し】
今週の動き=中国・米国の景気減速懸念、株式軟調、アウトルックフォーラムの
発表にサプライズがなく、作付面積驚き無し、失望感から先行き不透明感が俄かに
強まったことに関心が向き、また根強い警戒感もあっての売りの展開。
週末もインフレ懸念は後退し、相場の潮目が変わったというような印象が強いが。
コーンで7.00〜6.50安 大豆で8.50〜7.50安。
今後の展開=コーンのタイトな需給状況や、大豆の大幅な作付面積見通しといった
ファンダメンタルズがまだ下支えがあるが、中国発の世界的な株安の影響を受けて、
穀物市場が続落して行くのかは、ファンドの出方に注目が集まる。
結論=とうもろこし・大豆
天候要因に加え、需給逼迫観測が一段と強まっていた。という一時期の動きとは
異なり、バブル的な上昇をしていたマーケットから、まず資金流出が起こるのが
過去のパターン。 今週の動きは非常に重要視される。
今後の注目点は以下の通り。
1・マーケットは更なる高値を追求するリスクを孕んでいることが再確認できるか。
2・長期的には需給緩和の方向に向かうであろう、という楽観的なシナリオ。
つまり、短期的には強弱の見方が分かれるところです。
相場の動きを示すものとして、日柄の整理、値幅の整理という二つの種類があり、
1・については、
・コーンと大豆相場が作付期に最も強気になるというのは非常にありそうな事だ。
先週は調整売りとの印象が強く、全体的な強基調に変化は無いと思われる。
・米国の中央部の主な干バツは、ほとんどが、ラニーニャになっている年に起こっ
ている。(広い面積で水温が通常より冷たくなる)
・最も正確に海水温度が下がることを予測しているモデルでは夏までにラニーニャ
になることが予測されている。
シナリオがあるとすれば、春の高値である。
2・については、
・相場の流れを見極めるには、日足・週間足で先週のチャートの大陰線の姿は、
大天井確認と見える。(上昇トレンドは終了かと。)
・上昇相場の時は次から次へと強材料が出現していたが、ここえきて弱い材料も
出始め、下げ材料は後からついて来る。
※個人的な判断としては、思惑買いが誘発されやすいかと思われますが、
材料聞くより日柄読めという格言を意識し、
天井を形成したものと考えて見たい。
No.30
2007/02/24 21:12
【穀物相場の見通し】
今週の動き=とうもろこしは、米国の作付開始が近付きつつある中、天候懸念から
ファンド買いが続き、2日連続のコントラクトハイ更新し、天候懸念から改めて
在庫率の低さに関心が集まり、4ドル前半のコーンは買いという判断が下された模様。
大豆も南米の収穫遅延で、需要が米国産に回ってくるのではないかという期待感と、
春の作付面積が大幅減少となり、加えてエルニーニョ現象、異常気象のリスクが拡大
していることから強気も加速しているようだ。
週末の入電は、コーン・大豆とも、ポジション調整売り、また買われ過ぎ感からくる
利喰い売りが継続。
コーンで5.00〜7.00安。大豆で6.50〜7.00セント安。
今後の展開=買われ過ぎ感から、短期的には一旦頭打ちとなる事も予想されるが、
半年近く先の天候見通しに敏感に反応する展開から、上値に引っ張られやすい地合い
となっている。 また先週水曜日のUSDA長期予想ではあまり騒がれる事がなかった、
タイトな需給状況(単収予想153BUエーカー、在庫率4.4%)に対しても、
早くも懸念されている。
※シカゴ市場の今後の予定は、3月1−2日のAGフォーラム(農業観測会議)
米国農務省より、07年度の需給の骨格が提示される。
エタノール又はバイオ燃料の需要見通しに対する見解が注目される。
結論=とうもろこし
足元に目を向けるとタイトな需給感が漂っていることに変わりはない。
シカゴでは大きな材料が無くても、ファンドが積極的に買いを進めていくここ最近
の動きからも、5ドルコーンを見ないと気が済まないのでは、という雰囲気が支配的
になっていると言う。
1995-96年の暴騰の再現(96年・6/28 518.50)
米国市場ではインフレ懸念が再燃するなど商品全体に先高期待が強い。
景気も為替も株も商品相場も、皆、周期的、サイクル的な展開を辿るが、
今の強気相場は、前年の4月に一度天井をつけ、夏へ崩れ、秋底から急騰という流れ
になっている。
類似年として、2003年から2004年の展開が想定されそう。
2003年4/18日天井→7/16日夏底 9/24日秋底から急騰→12月高値揉み
合い→年明け一段高、 2004年4/12日天井という流れに対して、
2006年4/18日天井→6/20日夏底 9/13日秋底から急騰→12月高値揉み
合い→年明け一段高、 ということは、今回も4月へこのまま走ると考えるべきか?
3月の作付直前シーズンから4月頭が日柄的な天井ターゲットになるのかも知れない。
※穀物相場は作付面積、天候相場、収穫後の需給 この三つが主要テーマであるが、
年度の天井を付けるタイミングとしては作付時期の4・5月限、天候相場の夏と
いうのが典型。
作付時期や最初の米農務省需給報告がある5月までで、高値を出して崩れる場合は
には、真夏底を形成する場合もある。
従って、短期的には一旦頭打ちとなる事も予想されるが、あまり躊躇せずに買いを
進めて行きたい。
※その後、今の相場は、2004年の4月と対になる天井を形成するための動きと
判断したい。
個人的には、行き過ぎた相場は人気を出し切ると必ず反動を指すもである。
この反動のあることを、絶えず忘れてはならないと思っています。
売りたい強気の考え方を一貫するべきであると思います。
結論=大豆
作付面積の減少見込みとなっている大豆がコーンとの比較で相対的に強気されやすい
環境。 過去を見ると大豆相場は4月から5月に高値になる傾向にあり、供給が不足
する年にはそれは7月から8月になる傾向にある。
アナリストは今年、大豆はコーン価格を反映して高値になる可能性があると述べている。 大豆はコーン価格の2倍になるだろうと。
・ コーンが4.00ドルで大豆が8.00ドル
・ コーンが4.50ドルで大豆が9.00ドル
・ コーンが5.00ドルで大豆が10.00ドル
※大豆もコーン同様に4月天井を目指すという事を見極めたい。
No.29
2007/02/17 19:07
【穀物相場の見通し】
今週のとうもろこしは、目先、ダブルトップ懸念。大豆も高値警戒感が出やすい
印象を与えた。
週末の入電は、ワールドウェザー社が発表した天候見通し内容が本年4月に
ラニーニャーが発生、4月から5月のコーン作付期では多雨、コーン受粉期を迎える
7月に入ってからはドライとなりコーン単収悪化、それに伴う期末在庫の更なるタイ
ト化をマーケットに想起させたことが強烈なサポート材料となった。
ファンダメンタルズにおける強材料が出てきたことでファンドの買い意欲を集め、
また3連休を前にショートカバーからの買いも入った。
シカゴコーン相場は07年7月限以降全限月でコントラクトハイを更新。
大豆もコーンや小麦の上伸に連れ高。来週にアジアの旧正月、ブラジルのカーニバル
ホリデーを控え、買い意欲は旺盛。
今後の展開=シカゴ市場は年初来高値更新し、今後も一進一退と見られそうですが、
中長期的には下値より上値リスクがより大きくなりそうな状況とも取れそう。
※50年ぶりとも言われる暖冬傾向が続くNY。
日本ばかりでなく米国でも暖冬となっている背景にはエルニーニョの発生が指摘
されていますが、このエルニーニョの発生は世界の気候に影響を与えます。
例えば、12月〜2月間は米国北東部や日本で暖冬となるほか、豪州では少雨と
気温上昇になるほか、6月〜8月間はインド、ヨーロッパ、そして南米で気温が
上昇する一方、米国西部では低温、豪州では少雨傾向になることが、典型的な
特徴として知られています。
前回エルニーニョが発生した2002年〜03年の場合、2003年度の作付は
多雨で遅れたことが影響し、開花、結実にいたるまで生育のペースは例年を下回る
ものとなりました。
1988年には、エルニーニョは急速に消えて、ラニーニャが現れて中西部の
干ばつの原因となった。干ばつは明らかにエルニーニョからラニーニャへの急速
な変化と一致している。
ラニーニャ現象の浮上は1980年以降、4度観測されており、コーン単収は各々
の年で減少している。
1980年にコーン単収は19% 1983年は32% 1988年には35%
そして1995年には25%縮小している。
より多くのコーンを必要としている今、このような天候によって生産高縮小の懸念
が浮上している。
結論=とうもろこし
週末の原油先物市場は、地政学的リスクが再燃し、急速に買い戻しが加速し。
金は高値更新するなど、穀物市場を取り巻く環境が、相場見通しを修正せざるを
得なくなる可能性も出てきている。
コーンは最強の基調ファンダメンタルズを持っている相場である。
※今後、一代高値を更新して行く様であれば、上昇に弾みが付く可能性も。
引継ぎ足で30000円の大台乗せも、売り方も侮れない。
天候の変化が必ずしも中西部の干ばつにつながるわけでもない。
現在の土壌水分レベルは全般に1988年のときよりも多い。
個人的には、ここから高値があるとしても天井構成と考えていますが、現在の
相場展開は行き過ぎがありますので注意しておく必要があります。
売り方にとっては、心理的にはきつい、と言う印象だ。
結論=大豆
大豆相場はコーン相場とは違って、大豆には価格の下には大きな支えがない。
南米の豊作を考えた場合と、シカゴの期末在庫から見た場合、現在の値段は
高過ぎます。
7000万エーカー以下の作付総面積では供給が十分からひっ迫に変わる可能性
があり、作付減少と豊作観測は無視されるなど、見極めるまでは強気の流れも。
No.28
2007/02/11 15:40
【穀物相場の見通し】
今週の動き=シカゴコーンは手掛かりが見当たらず、ポジション調整の売りから、
非常に弱々しい動きも。コーンの面積見積もりが民間調査で次々に増えているのは
興味深い。
12月には、8500万エーカーという総面積はおおげさだとみなされた。
今は今年の春のコーンの作付面積は9000万エーカーになると示唆されている。
米農務省の2月度の需給発表はインパクト無し。米国産コーンは期末在庫7億5200
万BUと引き続きタイトな状況であるものの、需給面共に前月から変化は無かった。
シカゴ大豆の需給発表自体は弱材料。米国大豆の期末在庫は2000万BU上方修正
され、5億9500万BU。 しかし大豆からコーンへの作替えが進み、成長を続ける
バイオディーゼル産業が拡大するにつれ、より長期的なファンダメンタルズは引き
締まってくるだろう。
今後の展開=シカゴコーンは節目となる4ドルを突破しているが、神経質な展開が
続くのか。 シカゴ大豆は、特に原油が再び高騰するようになり、大豆油価格を
支える手助けをし、バイオディーゼル需要の話題が増えてくると指摘されている。
結論=とうもろこし
弱材料
・ 米国は今年、ここ50年以上でコーンは最大の作付面積になると予想している。
・ 1100万エーカーの増加で平年並みのイールドになれば生産高は前年度比20
億ブッシェルも急増する。
・ エタノール需要の増加を考慮しても期末在庫は倍以上になると見られる。
一気に供給不安は解消されることになる。
・ 飼料用需要が落ち込んでいる。 実際、豚の餌のうち一般的にコーンは70%を
使用するが、これを大麦やソルガムに切り替える畜産業者が多くなっている。
強材料
・ 天候懸念にも敏感に反応しそう。米中西部の寒波が厳しくなっている。
・ エルニーニョ現象の影響で今夏の米国の天候が高温乾燥気味になりやすいとの
指摘も。
・ 原油相場はこれから需要増大から上昇。
米国とイランの緊張が再び高まるような事態。
※総合判断として、チャートの日柄で見た場合、一応の天井は経過していると判断し、
現時点の保ち合う場面を「天井保合い」の動きと解釈しています。
今後の相場は、短期の調整終了及び26000円前後の窓埋めが実現しなかった
ので、上げ中段の揉みとなって飛躍するのか、あるいは下げるのかを見極め、売買
どちらの立場にたつべきかを考える事であり、いよいよ熟するとき、つまり大天井
をつける時期を絞り込みたい。 従って売り場を狙うような、考え方を一貫したい。
目標値は、1/24日の28040円の天井に対するダブルトップを予想したい。
・変化日として、3月2日から3月4日。
・天井は二度打つ・ゆれ戻し買うなの格言。
・相場の究極は日柄なり!
結論=大豆
弱材料
・ 期末在庫の上方修正(世界の期末在庫は更に過去最高を更新)
・ 1000万エーカー減少しても28億ブッシェルの生産量は維持できる。
・ 現在の世界の在庫水準を見ると5000万トンの在庫が下回る程度で、南米の
豊作が十分カバーするとの見方。
・ 南米の豊作から米国の売れ行き不振が今後深刻化すると見られる。
強材料
・ 作付面積が予想外に減るだろうという噂。
・ 現在、記録的な在庫があるとしても、最終的に不足を予想するのには長くを
要せず。
・ 減反になるということは、今年の春夏の天候相場に対するリスクは大きくなる
から、相場も支えられるという理屈。
・ エネルギー市場特に原油が再び高騰するようになり、大豆油価格を支える。
※大豆もひと相場終了している。行きすぎた相場と思いますが、今後は強人気を
出し切ると見ます。
ファンダメンタリストは理路整然と曲がる。 という格言も生きてくる。
No.27
2007/02/03 22:35
【穀物相場の見通し】
今週の動き=シカゴコーン3月限はかろうじて4ドルを保ったものの、終日売りが
先行する展開。
現在のコーン相場を冷ますには、作付面積か需要減退が明確に示される必要がある事
は誰もが了解している点であり、ファームフューチャーズ誌の情報で初めて、
1010万エーカー増の8840万エーカーとして注目されていた。
しかしネームヴァリューがある調査会社の情報ではないためか、影響力が小さかった。
週末は、本日発表されたプロファーマー社見通し、07/08年度コーン作付面積は、
06/07年度対比+1090万〜1180万エーカー増加と市場で予想されている。
600〜800万エーカー増加見通しを大幅に上回ったこと、
07/08年度大豆作付面積は860万〜940万エーカー減少との大幅減少見通し
から、大豆相場が2桁を越える上昇を見せ最終的に多くの限月でコントラクトハイを
更新した強い流れにもサポートされコーン相場も上昇。
今後の展開=2月9日に発表される需給報告が注目される。
コーンは引き続き、輸出の上方修正されそうだが、価格上昇による飼料向け需要の
低迷も指摘されている。
大豆は2月需給報告で、南米の生産高の上方修正、世界的な在庫もさらに増加する
見通しも、作付面積大幅減少ということで、膨大な期末在庫は解消されるとの見方が
底流にある。
結論=とうもろこし
本日のコーン3月限は、日中安値395をトライしたものの、ここで跳ね返す様だと
底堅くなるため注目される。
短期の日柄変化日は、2月6日から2月9日として意識し、
短期の目標値は、26000円前後の窓埋めと見たい。
ただし、短期の日柄が経過し、下げ渋りを感じさせる様だと、再上昇する動きも
想定しておきたい。
・ 未だに、需給逼迫シナリオが根強く残っていることが下支えしていること。
・ クレイトン大学の計測学者は、エルニーニョ現象が急速に終息する年は、
中西部の夏は高温・乾燥が起こりやすいと。
(米中西部は干ばつ到来の可能性も。)
※相場が行き詰っているので、来週の動きを見極めたい。
結論=大豆
2月9日に発表される需給報告も注目されている。
米国の輸出成約高は1月に発表された06−07年度の米国需給報告おける
輸出水準を上回るペースとなっており、今回発表される需給報告では、輸出は
上方修正されそう。
期末在庫も1月の5億7500万BUから下方修正される可能性がある。
※両大豆とも、期近安の期先高の動きですが、コーンの動向を見極めながら、
来週がポイントか?
No.26
2007/01/27 23:12
【穀物相場の見通し】
今週の動き=一般教書で代替燃料消費を促進したが、具体的な言及がなかったこと
に失望された。
エタノールとバイオディーゼル生産用の原料の限界を拡大するとの大統領の掲げた
目標を、現実は政府の補助金と政策がなければ、それは起こらないだろう。
・燃料エタノール拡大や穀物価格上昇により、米国の農業助成金への支出は今年から
16年の間に310億ドル縮小すると予想。
・主要穀物を生産する農家に支払う費用減少が縮小の主な要因だが、特にエタノール
需要拡大の恩恵を受けるコーン生産者への助成金が縮小すると予想。
週末のコーンは材料に欠け、依然約33万枚のファンドネットロングがあり、ポジ
ション調整の動き。 大豆は南米豊作見通しのプレッシャー。
※今後の展開=コーン相場が予測できなくなっている。
新たな展開に突入したコーン相場だが、一般教書演説も終わりとりあえずは一服感が
出ている。そこから積極的に買い進んでいく為には、作付面積の動向や、
エタノール・畜産業界のレイショニングに関する情報が気がかりとなり、特に最近稼 動もしくは今後稼動するエタノール工場では採算を維持できないのでは?、との憶測 が強まり、一方的に強気になれないとの声も聞かれる。
作付面積に関する事前予想を待つ事になりそう。
結論=とうもろこし
・原油相場が不安定なため、このエネルギー計画は成功しないのではないかとの
見方が浮上している。
・このような状況のなか、エタノール生産会社の在庫は大幅に増加しているうえに
消費者の多くはより燃費のよい自動車やトラックに切り換えている。
・ファームフューチャーズ誌の調査によると、今年の米国コーン作付面積は前年比
1010万エーカー増の8840万エーカーと過去60年で最大に達する見通し
調査は1月5日〜21日にかけての電子メールによる農家の回答に基ずく。
米農務省は07年のコーンと大豆の作付意向を3月30日に発表する予定。
・買い意欲を盛り上げるような新規材料が乏しい。
※以上を踏まえ、また今週のチャートを検証した結果、
相場が安値で行き止まって反発に転じ、月数3ヵ月以上、日数にして50日以上
経過して、値段も高値から一割余り安値を現出したのを、一応の天井と判断した
い。 今後は下げそうに見えて下げず、また上げそうに見えて上げず、
横バイ状態にあること「天井保合い」という。
従って逆張りでの日柄調整となりそう。
短期の目標値は、26000円前後の窓埋め。
期間は2月6日から2月9日までの値位置を確認したい。
2月9日は米農務省の需給発表。
もしくは2月中旬までと見たい。
仮に達成後、下げ渋りを見せるようだと、再上昇する動きを想定しておきたい。
結論=大豆
・南米では早めの収穫が始まり、大部分がさやに実をつけ始めている。
これはまた大収量の年が最終段階に入ったことを意味する。
また、世界の大豆在庫が過去最大の繰り越しで、そのうちあふれ出してしまう
だろうということも意味する。
・アルゼンチンとブラジルは合わせるとすでに世界一の大豆生産国になっており
米国の生産の8700万トン程度に比べて、この両国の合わせた収穫は1億
トンを越えている。
※買い材料が今後不足すると見られる中、今後ファンド筋の整理商いが意識される
時期に入る。 さらなる値崩れも予想される。
☆ミスター・Yの穀物相場の見通しに共感を頂き、ミスター・Yと取引して見たいと
思われる方は、管理者を通じてご一報下さい。
お待ちしております。
No.25
2007/01/21 14:21
【穀物相場の見通し】
今週の動き=コーンの供給状況はUSDAが12日に2006年度の生産見積もりを
予想されていた以上に減らしたときに、ひっ迫から、よりひっ迫になった。
今後コーンが必要とする作付面積は1300万〜1500万エーカー。
USDAのチーフ・エコノミストのコリンズ氏は、繰越在庫をこれ以上減らさないために
は、2007年にコーンはあと1350万エーカー必要でトレンド単収は152BU
必要だという情報が流れた。
コーンがたった1年で1300万〜1500万エーカーも増やすのはほとんど不可能
のように思われるので、市場は急激に価格を上げるしかなかったと。
大豆相場もコーンの価格行動を追いかけて、それがもたらす価格変動を受ける立場に
なりやすかった。
週末の入電は、インフォーマ社が1月度作付面積を発表し、コーン07/08年度
作付面積は8561万エーカーと、12/14日の発表した8592万エーカーより、
31万エーカー減少となり、タイト感に拍車が掛かる見通しとなったことで、反応高
をしたものの、買い意欲が続かず、週末を前にポジション調整売り。
大豆作付面積、7087.8万エーカー。12月の事前予想を約40万エーカー上方。
昨今のコーン相場の急伸を見ると大豆作付面積は更に減ると予想され、
強材料となった。
※今後の展開
・コーン相場は過去の価格反騰とは比較にならない様々な要素がある。
・今の相場を取り上げると、これと似たような年は1年もなかったことがわかる。
・1月23日にブッシュ大統領が一般教書演説でバイオエタノールの重要性を
どの程度強調するか大きな関心事となっている。
補助金及び優遇税制が適用されることが出来るかが鍵となっている。
原料作物であるトウモロコシの需給動向に影響を及ぼす。
・シカゴがよほど決定的な崩れ方をしない限り、作付シーズンまで大上昇相場が
続くのか、波乱の相場としかいえないような状況。
・生産者が作付面積を700万エーカーか、それ以下の面積しか増やさないという
感じを持ち始めるなら、夏の天候脅威による上昇可能性を持ち続けられる。
結論=とうもろこし
個人的には、日柄重視の観点からすると、行き詰まりを感じ、高下が荒くなり、
また市場の出来高が増加。罫線の姿としては転換暗示を感じさせるなど、
短期的には調整安が予想される。(フェブラリーブレイク・2月安を連想)
その後調整一巡後、今年と似たパターンの2003年〜04年は、4月天井
まで、その再現もあると予想したい。
今後、戻り高値27400円以上は買い玉を撤退し、売り相場を意識する考え
を持ち始めたい。
28000円前後は、戻り高値の限界に捕まる事も想定しておきたい。
まだ、今の相場心理は、強気材料が出れば過敏に反応する。
結論=大豆
独自に見ると大豆相場は厳しいファンダメンタルズに直面している。
コーンの繰り越しは減り続けているが、大豆の繰り越しは増加傾向を保って
いる。 大豆先物価格は力強いが、現物の基準価格はマイナスのままであると
言われている。
特に南米大豆は完璧に近い天候。それは通常1月に価格圧力を受ける。
鳥インフルエンザは世界中で問題になり始め、大豆の強気筋にとっては、
価格の支えは一つしかない。それはコーン相場が要素となっている。
※大豆相場の方がコーン相場より天井打ちが早いと思われます。
No.24
2007/01/14 13:44
【穀物相場の見通し】
昨日発表された1月度USDA需給発表において、コーン需給タイト感が非常に深刻で
あることが明らかとなった。
06/07年、コーンは生産高の下方修正が見込まれていたが、実際に夏場のコーン
ベルト西部へのHOT&DRIな天候、コーンベルト東部における収穫時期の長雨も背景に
収穫面積が前月対比40万エーカー減少、7060万エーカー。
イールドも2.1BUエーカー減少、149.1BUエーカーとなった。
それに伴い生産量が前月対比2億1000万BU減少、105億3500万BUと予想を
大きく上回る下方修正となった。
期末在庫7億5200万BUに、前月対比1億8300BUと大幅に減少。
相場に非常に強材料視された。 3月限は寄り付きから引けまで終日リミットアップ
(20セント高) 全限月でコントラクトハイを更新。
在庫率は7.9%から6.4%へ減少。
大豆もUSDA需給発表で事前の予想を覆す単収42.7BUエーカー
生産量も31億8800万BUと前月対比1600万BU減少の下方修正となった。
イールドも42.7BUに下方修正。
期末在庫は5億7500万BU上方修正。
期末在庫率も18.2%から18.8%に改善している。
※在庫率=一般に期末在庫率は10〜15%が適正水準とされ、10%を割り込むと
ひっ迫、15%を超えると過剰とされる。
今後の展開
コーンは1995/96年クロップ以来の低水準となり、今年の天候次第では、
降雨や干ばつにより生産高に影響が生まれた場合、備蓄はさらに大幅に縮小する
可能性。 従い、暫くは強調場面が予想され、理想買いが高まる可能性がある。
大豆は2007/08年クロップのコーン作付増、大豆作付減が加速するとの見方。
大豆もコーンに連れ高して行く可能性。
※今後の出方を注視する見方として、
インデックス・ファンドが穀物・大豆市場から縮小する動きとなっており、
インデックス・ファンドが原油市場でトラブルに見舞われているとの未確認情報
があり、原油安となればエタノール安、コーン安の連想も出てくる。
(投機的な要素は穀物価格の動きに大きな影響を持っている。)
結論=とうもろこし
日柄を重視しているので、第4週目を意識したい。
過去の週間足の波動を見る限りは、押しの倍返しは達成している。
今回も、1/12日の25490円から、1/9日の24090円の
倍返しは、28290円も意識し、その後調整も勢い深くなりかねない。
ただし、ちょっとした動きで市場心理は大きく変わる。
大豆
中国が大量に買い付けたにもかかわらず、大豆の繰り越しは依然として
過去最大に近い量になっている。
もしこの事実だけを考えたなら、旧穀の価格がこれほど高くなっている事を
正当化するのは非常に難しい。
今年作付面積が500万エーカー減るだろうと見越しているが、2007年
の収穫まで繰り越される大豆が5億BU以上あるだろうから、面積が減った
ところで、たいした問題ではない。
※総合判断すれば、2月9日/3月9日の需給は、南米諸国の生産動向に見直しが
起こる公算が高くなる。
特にトウモロコシは受粉期を乗り切った畑が多くなるので、生産高の動向に関心
が集まる。
一方、大豆もブラジルの中西部では着サヤ期に移り、早い畑では収穫に着手される
段階。 南米諸国の生産が順調に生育が進めば、米国一辺倒で進んで来た輸出需要
の出方に転機がもたらす可能性。
1月末から2月初旬、新農業法に対する米国農務省からの提案。
公平性と財政負担の少ない提案になるとの推測。
2月5日 08年財政年度の予算教書。
財政赤字の削減を図る為に、農業予算にも大幅な削減を要求するものと予想され
ている。
※要は目先の高値は予想できても、持続性はあるのかどうか疑問視したい。
心理的抵抗も予想以上に強くなるので、急落調整同様、振るい落とし的な下げも
心配したい。 今は様子見に徹したい。
No.23
2007/01/08 11:26
【穀物相場の見通し】
2007年の展望
結論から=2007年(平成19年)の年回りは、二黒土星(じこくどせい)の
年で、天井を表している。
昨年6月20日からによる上昇相場に、今月の第4週目辺りから、
天井周期が始まる可能性があると思います。
(相場の高低には、どんな場合でも月数・日数の限度がある。)
※気学で見る相場波動(九星の意味と相場)
九星には年の九星・月の九星・日の九星があり、
九星は、災害などの自然現象のリズムが顕著に現れると暦学の上でいわれており、
九星による相場判断の基本は「相場は人為の及ぶところにあらず、天然自然現象」
である。
1・一白水星=相場の見方は陰きわまりて止まるものとされています。
2・二黒土星=相場の見方は保合ったあと安いとされています。
3・三碧木星=相場の見方は驚きの星ということから、高ければ虚勢としています。
4・四録木星=相場の見方はあと上がるものなりとされています。
5・五黄土星=相場の上では天底の分かれる星であるとされています。
6・六白金星=相場の見方は前後反射するとされています。
7・七赤金星=相場は上がること多しとされています。
8・八白土星=相場は後場に異変ありとされます。
9・九紫火星=陰極まって陰を生ずの義があり、易では九は陽の極致であることから
一に通じるの意味を持っています。
※要は五黄の年が大底で九紫の年が天井になるのであろうか。
なお、九星による相場判断は商品のみならず株式や金融商品にもひそかに応用
されていることは当然です。
※戦後の二黒土星・の過去の出来事。
・1953年(二黒)ソ連首相・スターリン死去。株式大暴落スターリンショック。
・1962年(二黒)40年不況。キューバ危機が起こる。
・1971年(二黒・亥)米ニクソン大統領が、金とドルとの交換停止。
10%輸入課徴金などドル防衛策。
・1980年(二黒)米国はイランへの制裁措置を決定。
モスクワオリンピック不参加を決める。
・1989年(二黒)空前の平成バブル歴史的大天井を打った。
昭和天皇が亡くなり、元号も平成に。
・1998年(二黒)円安ピークに。NY原油大底。ITバブルスタート。
※以上をまとめると、2007年の星回りが意味するところは「前年までの大きな
流れトレンドが壁にぶち当たり、政変・戦争・テロ・天変地異・経済情勢の激変
など、何らかの大きな事柄によって崩壊し、暗黒に叩き落されていく」
すなわち大転換、大変化の年になるという。
※現在、米国経済景気減速からドル暴落説が囁かれています。
そこで、九星高下伝で占うドル円相場。(投資日報社発行を抜粋)
2007年相場予測
1月・三碧木星
おそらく、2007年のドル最高値にして最高の売り場が1月でしょう。
中盤まで戻した後、急落です。
2月・二黒土星
月盤・年盤一致の注目月。下落継続です。保合いのように見えて弱い。
3月・一白水星
円高センチメントが非常に強いですが、実態は円高一服でしょう。
ただし後半は弱い。
4月・九紫火星
ドル急落のスタートです。
5月・八白土星
月末にかけてドル最安値を見ます。ここで一旦下落終了となります。
6月・七赤金星
予想外ながら、ドルの安定上昇となります。
7月・六白金星
反転、円高加速。最安値は切れませんが、再び円高を意識する。
8月・五黄土星
とりあえず、年前半のドル安波動の最後の下落です。
ここでは押目買い戦略が有効です。
9月・四録木星
ドル上昇。参加者が驚くレベルである可能性があります。
10月・三碧木星
ドル高センチメントが強い中、再び急落します。
11月・二黒土星
ここで下落しなければドル高は本物、そうでなければドル安復活でしょう。
12月・一白水星
静かな中、ドル高進行です。
※九星高下伝で占うドル円相場の的中率は高いです。
※従って、二黒土星の星回り、及び気学からの見方、円高・ドル安傾向で推移する
予想。 また、大勢トレンドの日柄の変化となれば、買い玉を撤退し始めながら、
下げ相場の開始が近いと見る。
材料聞くより日柄読めという格言を意識したい。
No.22
2006/12/31 16:03
【穀物相場の見通し】
2007年の展望(今後の焦点)
コーンと大豆の価格を予想する重要なファンダメンタル。
1・1月12日に発表される需給報告
生産量下方修正/需要上方修正、それに伴う06/07年度の下方修正
を見込む向きが多いと見られている。
07/08年度以降のコーンファンダメンタルズでの強い状況は変わらない
との見方。
2・2007年の作付面積。
コーンの作付面積は600−1000万エーカー増え、その多くは大豆の
作付面積から移行すること示唆している。
3・米農業法案では補助金の行方。
・2007年に入って今後数年間に適用される新農業法案の作成に取り組む
際には、現行制度維持を求める関連グループとの対立が必至の状況となっている。
・農業法の最大のポイントであるコーンその他の作物によるエタノール生産拡大を
促す政策。
・世界貿易機関(WTO)の協定違反の可能性の残る農家補助金制度を現行のままに
止めることに関しては、海外からの圧力が強すぎるとしている。
農産物価格の高水準を理由に農業向け予算が削減される可能性。
議会予算局(CBO)が向こう6年の農業計画歳出を現行の990億ドルから570億
ドルまで削減するとの予想も。
4・米中西部産地の暖冬見通し。
米中西部産地については、来春の土壌水分不足懸念が台頭する可能性。
エルニーニョの兆候が指摘されるなか、米気象庁(NWS)から、12月21日に
発表された30日予報(1月予報)、90日(1月ー3月)とも、
米中西部産地全体で気温が平年を上回り、米中西部産地の中部・東部で雨量が
平年を下回る見通しを示している。
5・2007年のドル・円相場(アナリストの見方)
米国の経常赤字が増大傾向を続けており、財政赤字も含めた「双子の赤字」の
問題も含めれば、将来的にはドル暴落の危機が潜在的に存在するのは間違い
ないとの見方。
以上をまとめると、大きな動き、変化をもたらす事を示している。
※個人的な判断としては、1月26日(金)前後からは、相場の行きつくところを
見極めることにある。 つまり、日柄の達成感から大勢天井を打とうとする間際
と判断したい。(ひと思案するところ。)
その後は、高下が荒くなり、天井は二度打つ(ゆれ戻し買うな)動きと予想したい。
※但し、この間にかけてまでは、押目買いは続行中であると思います。
尚、続きは次回に更新します。
No.21
2006/12/23 18:26
【穀物相場の見通し】
今週の動き=年内いっぱいは、薄商いにファンドの売買が交錯する事により、
一日の値動き幅は大きいものとなり、週末も前日の流れを引き継ぎ、ファンド買い
継続。約3週間ぶりの高値圏となる。
年明けからファンドが穀物商品市場へ新規投資資金を流入させるとの見方から、
シカゴ・コーンは、月曜日引値から1週間で18.1/4セント(引値ベース)上昇。
大豆はクリスマスホリデーを控え売り手不在の中ファンドの買いに上伸。
アルゼンチン大豆の作付進捗率は78%と昨年の82%よりは若干遅れていること。
アルゼンチン政府が国内の食品価格のインフレ懸念から大豆、大豆製品の輸出税を
現行の大豆23.5% 大豆製品20%を2〜4%程度上げるとの話が出ていることが
材料となっている。本日はハーフセッションとなる中、売り手不在の中、ファンドの
買い上げ、小麦・コーンに連れ高。
バイオディーゼル需要増加による大豆油のタイトを見込んだファンド買い。
今後の展開=シカゴコーンは持ち合い圏の壁であったが、そこから頭一つ上抜けて
きた。週末も連騰し、11月の高値(11/27.393.50セント)超え挑戦と
なる。罫線では可能性を示して来ると思われる。
※昨今注目を集めているインデックスファンドの07年新規投入金額について、
マーケットでは約300億ドルとの憶測が流れている。
インデックスファンドの約半分を手がけるゴールドマンサックスが仮に150億
ドルを投入してきた場合、コーンに割り当てられるのはその内3.52%、
つまり5.3億ドル。 現在の相場レベルで換算すると約28000枚の新規買い
が見込まれる。 年末に手仕舞い売りが入ったとしても、やはり下値は限られて
いると見る。
結論=とうもろこし
12月1日の高値 24970円を抜けば、少なくとも、12月7日安値
23110円への突っ込み幅の倍返し期待から(27000円前後目標し)、
更にスケールアップしかねない。
相場が高値を更新してくるなら、材料は後から付いてくる。
日柄が達成するまでは、このまま暴走する可能性あり。
押目買い一貫に変化なし。
結論=大豆
シカゴも国内も日足で見る限り、三尊完成から失速も考えられたが、
上抜いて強い所を見せ、逆三尊形成から先行きは強さを増すかも知れない。
コーンの連鎖上昇、コーンと作付の競合する大豆も連鎖高という強気の
スパイラルが続くと見る。
東京NON大豆=12/7の安値 38210円への下げの倍返しで、
42000円から43000円が目標。
東京一般大豆=12/7の安値 35520円への下げの倍返しで、
40500円前後が目標。
※とにかく、もはや穀物相場は暴騰相場の領域にある。
通常のレベルを超えた大相場と見たい。
No.20
2006/12/17 00:09
【穀物相場の見通し】
今週の動き=先週の弱い地合いを引き継ぎ、売り買いが交錯しやすい展開。
下落の理由は、
1 コーンと大豆は価格は、この3ヵ月で観測されている高値によってブラジル生産者
が作付を拡大したこと。
2 年末前のファンドの利食い。
投資家が税金の支払い準備を行うための手仕舞い。
3 南米の生育期初期の天候は理想的。
4 2007年にコーンの作付面積は600〜1000万エーカー増え、その多くは
大豆の作付面積から移行することを示唆している。
以上、新鮮味に欠ける内容から一旦は下値を探る動きを見せたが、直後に買いが出動
する辺り、やはり下値は限定的と見るべきか。
今後の展開=作付面積が相場の鍵を握るかもしれない。
面積の拡大の一部は中西部で起こると考えてられているが、コーンだけを生産しよう
と考えている生産者はほとんどいないという。
コーンの生産のために機械や資金が新たに増えることを好まない。
※インフォーマ社の2007年度産クロップ作付見通し。
コーンは736万1000エーカー増の8592万2000エーカーと発表され、
史上最高の作付高が予想されている。
しかし、「800〜1200万エーカー増が必要」の声も聞かれる中、
7.3百万程度ではインパクトが弱く、弱材料とならず。
今後も作付面積に対する見通しが相場を撹乱していくであろうが、短期的には
下値余地が狭められた発表となった。
結論=とうもろこし
作付面積が発表されるのは来年の3月であり、そこまでは様々な憶測が
流れるでしょうが、価格が下落したところでは実需の買いによって支えられて
いる状況。 つまり、最近の下落は一時的な修正に過ぎない。
まだ天井をつけたと判断するのは早すぎるように思える。
※先週の東京コーン先限の週足は、前週比で1620円安、そのほとんどが陰線棒の
高低差(1590円)になっている。これと同じくらいの週間棒の陰線があるかと
言えば、2004年4月の1950円安、高低差が1490円以来の規模となって
いる。日足でも、確かに大きな下げだが、1週間にまとまって見るとまた印象も
きつくなる。
これで穀物相場大上昇は終わりとは考えないが、その分、調整も短く終わると見る。
結論=大豆
先行きは2007年クロップの大豆作付面積減少予想。
バイオディーゼル需要の増加から世界的な油脂在庫の減少という強材料。
また、市場は今年はすべてのことに過剰反応しているようだ。
もし南米でちょっと不安があれば旧穀大豆は上がると予想される。
以前に少し触れたが、コーンと大豆の価格を比べて考える方法がある。
この二つの穀物価格は大豆がコーンの2.4倍前後を推移するといわれている。
現状を考えると比価は2倍を割り込んでいる。
10年来の大相場へと発展している相場が、ここで腰折れするとは考えにくい。
コーンの上昇を受けて大豆も上昇する公算が高いのではないか。
※現時点では、地場筋もコーンよりも大豆の買いに関心が向かっている。
No.19
2006/12/09 20:34
【穀物相場の見通し】
今週の動き=シカゴコーンは強気ニュースがたくさんあるのに高値が更新されない時
に、市場は不安がつのっていた。
それは市場が買われ過ぎであることを示している。
12月が始まりファンドの新規買いが集まるか注目されていたが、逆に利益確定売り
に終日弱い展開。ここからもう一段の高値に登るためには、新規材料不足と言わざる
を得ず、不安心理が先行している印象。
大豆も輸出マーケットが静かである事も嫌気され(海外からの大豆引き合いが一巡)
インパクトある強材料もなく、目先は調整して不思議ない状況だった。
今後の展開
アジアからの実需買いがファンドを再び買いに向かわせて、ここ数日の下げで調整
も一巡かと思わせたが、週末は整理安。
農務省需給報告は、生産高見通しの発表がないため、レポートは目新しい材料は
少ないと予想されている。
アナリストは農務省は記録的な供給と力強いと予想される需要の影響を正確に評価
するために行う重要な修正を1月の需給報告で行うと予想している。
結論=とうもろこし
これは修正なのだろうか? 長期的な見通しはどうなのか?
価格を上げ続けるための新しいニュースがなく、利食いとヘッジの圧力を価格
が受けているので、修正に過ぎないとの見方ととれる。
3月限コーンの窓明け理論を使うと、もう一回窓を開けて上昇すると、3月限
に4.5ドルを超える上昇目標。これが起こるためには、今以上のファンド買い
か、天候が問題になりそう。
ファンダメンタルズ(基礎的条件)では、コーンの適正在庫は16億Buであり、
現状は9億Buと言うことで、南米の天候に問題ありとなれば、
1995−96年暴騰の再現。
天井日柄には、まだまだ捕まってはいないと見る。
結論=大豆
コーンにフォローされるように、弱気なムードが漂っているが、
中国が米国産大豆を引き合っているという情報から、下値警戒も感じ取れる。
※最近話題の中心から外れてしまった感のあるエタノールだが、中国やロシア
も増産してくることが見込まれている。
北京駐在の米農務官の報告によると中国は2010年のエタノール生産を現在
の4倍に拡大する計画を持っているという。
更に2020年には輸送機関の燃料の15%を再生可能燃料でまかなう方針で
あるという。
さらにロシアでは民間グループ・タイタンがシベリアにエタノール工場を建設
すると発表している。
ロシアにおいても原油の高騰や自然への負荷の小さいエタノールに対する支持
が広がっている。
穀物の今後に関しては、上昇の力が衰えていると見る向きもあるが、現状のシカゴ
市場は一直線で上がった相場だけに、大きい押しとなっても、基本的には押目買い
優勢の展開といえる。
No.18
2006/12/02 16:58
【穀物相場の見通し】
今週の動き
(1)コーンの7月限が400の大台を突破ししたが、このレベルでは利益確定売りの勢い
(2)高値及びファンドのポジションに対する警戒感が強まっていることに加え、
月末、現物受渡通知。
(3)エタノール需要のレイショニング懸念。
(4)南米にて大豆の作付、生育に理想的な天候が続いている。
(5)韓国で2例目の鳥インフルエンザが確認された事。
10月末に見られた大幅下落の再現かと思われるなど、売りが集中しやすい環境が
そろい、神経質な週の展開でもあり、意外と買い支えられる展開でもあった。
週末は、月初であることからファンドの新たな資金投入も見込まれ堅調な相場も予想
されていたものの、相場に上げ過ぎ感が出ていた。月初を理由としたファンド資金投入
よりも本日が週末を控えていたこと。また、米国企業の多くで12月末が年度末となっており利食い売りが多く出た。 利食い売りが出ている中でも下値が堅いことを
窺わせている。
今後の展開
12月の農務省需給報告までは、買い方に不安を抱かせるような弱材料も見当たらない。 12月に入ると、税制面から農家売り控えが出てくることを考えると、シカゴ
コーンの3月限は年内4.00から4.50試しの可能性が高くなったと言える。
大豆もコントラクトハイを更新しても、依然として農家売りはスロー、下げの一番の
材料は買われ過ぎ感くらいでである事を考えると、暫くこの流れは続きそうだと見ている。
結論=コーンの需要が強いという噂と、これから在庫がひっ迫するだろうと予測が引き
続きある。 コーン相場の基本的なファンダメンタルズは強気のままだと指摘
されている。
今のところ大豆はコーン相場を追いかけている。
大豆はコーンに比べると安い。大豆価格はコーン価格のおよそ1.8倍だが
それは歴史的に見ると非常に低い。
コーンは崩れる気配は見せずに、最高値圏に居座り、少々突っ込んでも
切り返される強気の回転相場。
大豆も高値圏で横バイのレンジ相場と言うことは、まだ天井ではなく、時間
調整して上放れという可能性を考える。
また、原油相場が反騰し、金も高いなど、国際商品市場全般に強気復活な流れ
となれば、コーン・大豆も活気付く。
従って、強気方針は不変とみる。
※干ばつ被害によってオーストラリア、米国とカナダから穀物輸入認可へ。
厳格な検疫基準を満たした上で輸入を認可すべきである、とオーストラリア政府
のために輸入リスク査定を行うバイオセキュリティー・オーストラリアは
11月30日、ウエブサイト上で発表した。
干ばつの影響から世界3位の小麦輸出国であるオーストラリアの小麦生産高は12
年来の低水準に縮小する可能性がある。
政府は先月、家畜飼料向けの穀物輸入を行うため40以上の申請を調査している事
を発表した。
No.17
2006/11/25 15:51
【穀物相場の見通し】
今週の動き、アルゼンチンと中国が(安値で)輸出に回そうとしてコーンを押さえる
かも知れないという噂が最近、新たなラリーを生んでいる。
中国のコーン収量は今9月に予測されたより2億ブッシェル多いと予想されているが、
中国の輸出が増えるとは予測されていない。
収穫の遅れ、国内消費の増加、国内価格の急騰は、一部の中国輸出成約が買い戻され
るかも知れないという憶測になっている。
週末はサンクスギビングディの連休の間でもあり、参加者が少なくなる事により、
通常時より少ない手口で大きく相場が動く可能性が有る。
3月、5月、7月限がコントラクトハイに更新している。
今後の展開=米国産コーンの輸出成約は引き続き速いペースで、日本への販売が多い。
11月9日現在の米国産コーンの日本の輸入は1億6400万ブッシェル、昨年同日
にはわずか8500万ブッシェル、メキシコ・台湾・韓国も、昨年より米国産コーン
の買い付けが増えている。
コーン輸入国による買い付けは手に入る供給がますます懸念されるにつれて急増して
いる。
これらの要素のすべてが、冬の間ずっと、コーン価格が高止まりするだろうと示唆して
いる。
●とうもろこし
シカゴコーンの長期波動では5年周期(4年から6年)、9年周期(8年から11年)
さらにその倍の18年周期での大底。
東京トウモロコシに置き換えてみるとどうか?、上場されたのが1992年であり、
やはり、5年周期(4年から6年)のリズムで大底を形成してきたことが分かる。
つまり、昨年1月底がこの5年周期の大底という見方が出来るのではないか。
もう一つ、重要なのはシカゴコーンの6年から8年周期の上昇。
5年周期の底打ちということになると、1995−96年(6/28・518.50)
の暴騰であり、その前は1987−88年(7/5・370.00)
結論=豊作の水準ながらも需要増で在庫率は7.9%と低水準。
しかも世界需給バランスでは、1983年の19%を下回る16.2%で、
実に1975年以来30年ぶりの低水準。 強気方針に変化なし。
●大豆
シカゴ大豆の長期波動では4年と8年周期の暴騰
・2年周期か3年周期か、4年周期か5年周期かというところははっきりしていない。
・大きく見れば、8年から9年周期の大きなリズムはありそうだ。
・底打ちの周期性というよりも、4年周期、8年周期、16年周期の暴騰という、
リズムの方が案外安定している。
・2004年の4月(4/5・1064.00)の爆発的上昇から、昨年2月底で3年
周期、11月底で4年周期の底をつけた可能性はあり、8年周期の半分を経過した
ところなので、案外に底固い展開が続くなら、来年、再来年のスケールアップした
上昇へのステップになるような年回りになるのではないか。
※コーン・大豆とも、本番は来年の相場なのかも知れないが、
ファンドの利喰い売り以外に相場急落を実現させる材料は少ない。
No.16
2006/11/18 18:43
【穀物相場の見通し】
今週の動き=シカゴ市場は買いが続かなかったことが上値を重くさせたが、週末の
入電は改めて底堅さを認識させられた。
週末は巨大ファンドが商品市場で利益確定の売りを行うとの噂(最終的に確認出来ず
に懸念減少)上値を抑える要因となる。
来週後半サンクスギンビグディーにより長期の休みとなる者も多く、利喰い売りが入った。本日アルゼンチン政府が穀物及び油糧種子の国内価格の高騰を懸念し、新規の輸出成約を一時停止すると発表した。
このニュースは管理部門の問題で一日だけしか適応されないとのこと。
今後の展開としてはファンドの動向で、次にファンドが大きく手仕舞うとすれば、
11月末及び年末と言われているが、そこまでは時間も残されており、再び買いを
仕掛けてくる可能性は十分有ると見られる。
週末の国内市場は団子天井で一旦調整という展開も考えられたが、うかつな売りあがりは厳しいのかも知れない。
需給タイト感が払拭されたわけではなく下値を深追いする事は危険と感じさせる。
従い、強気方針に変化なし。
●とうもろこし=上昇要因
(1)コーン需要で最も予想外であったことはより多くの米国産コーンを消費するように
なっている世界の家畜生産者からの需要である。
ブッシェル当たりのコーン価格が1セント上昇するごとに、年間飼料コストは
200万ドル増加すると言う。
(2)これからの必要量をカバーしていないコーンのユーザーが買いつけを余儀なく
される可能性がある。
(3)中国国内の現物が上昇しているという情報。
澱粉・糖化産業が急成長しており、トウモロコシの国内需給にひっ迫化の懸念が
出ていると云う。 政府は供給不足を防ぐため、トウモロコシの輸出制限に動いて
いるとの噂も出ていると云う。
(4)収穫終盤でイールドが低下してきているという噂が広がっている。
12月11日の需給報告の発表を先取りしていく事も考えられる。
シカゴも東京も先行きは春にかけて更に高いだろうと期待したい。
多少の突っ込みは買いという姿勢で望みたい。
シカゴが5ドル相場となった、96年4月の上場来高値の26640円が目標。
来年まで視野に入れると、これも十分到達可能だろうと思います。
地場筋の超強気は3月限以降は逆ザヤとなり、来年は28000円から30000円
もありえる見方も。
●大豆
ファンダメンタルズは強気ではないが、暫くはコーンなどに釣られるマーケットを
想像している。
大豆市場は来年とその先を見越している。
米国と世界の大豆使用の傾向は着実に増えており、世界のバイオディーゼル生産が
増えているので加速すると予想されている。
※農産物調査会社インフォーマのCEOによると、最近のコーン価格高騰や原油価格
低下でバイオ燃料産業の先行きに不安が浮上しているが、米国バイオ燃料作業は
輸入エネルギーへの依存度を最小限に抑える連邦政府方針に支えられ、今後10
年間は堅実に拡大する見通しで、議会が民主党支配になっても引き継がれる公算
という。米エネルギー法ではエタノール及びバイディーゼル生産を2012年まで
に予想されるガソリン消費の5〜7%相当の75億ガロンに引き上げることを義務
ずけており、先行きこの目標が上方修正される可能性も高いと指摘。
結論=大豆も日柄が気になる所ですが、コーンの動きにサポートされると見ている。
No.15
2006/11/12 12:30
【穀物相場の見通し】
今週の動き=米国の穀物価格は、世界の家畜飼料とエタノール生産業者による需要が
増加傾向にあるとの予想によって、穀物すべての相場が現在約10年振りの高水準に
なった。
●とうもろこし
週半ばには、07/7月限は一時392まで上昇し、400ドルの大台が視野に入っ
てきたがさすがに、過熱感が出てきている。
農務省の需給報告は、知ったら仕舞いの手仕舞い売りに下げたということだが、
需給報告の中身は、在庫率は前月の8.4%から7.9%に低下している。
タイトな需給状況は何ら改善されていないというのが実態である。
ファンドのポジションが大きい事もあり、短期的には更なる調整売りが続くのかは
見解も分かれるところ。
結論=(1)米農務省発表後における材料出尽くし感。
(2)シカゴ・コーンの足は上ヒゲが長く売りシグナル。
(3)タイミング的に、一時ささやかれた中国コーンの輸出市場への復帰という
ニュース。
と見るならば、一旦は調整局面と見る。
その後は、底堅いマーケットを想像したい。
コーンの生産高が1億ブッシェルも減らされた事は、末端需要家に影響する見通し
で、価格変動が更に激しくなる。
在庫率予想に関しても、このままでは07/08年が大変な事になる。
という点で、中長期に考えると相場つきが反転したと断言は出来ない。
この穀物市場価格の上昇によっても需要の減退は見られていない。
ガソリンの添加物である穀物から生産されるエタノールに対する需要は8月に日々
平均1620万ガロンと、前年の37%増であることが産業データによって明らか
になっている。
従って、下値リスクよりも上値リスクが高いと予想する。
シカゴ市場でも、相場参加者の中では、400ドルを視野に入れた会話が盛んに
なっている模様。
目先の調整局面は、買い玉を仕込む好機と捉えたい。
●大豆
生産見通しは弱い内容であるが、期末在庫が予想を下回ったことが強材料視されて
いる。
大豆もコーンに歩調を合わせるように、買われ過ぎ感が蔓延しての調整局面か。
しかし、コーン・小麦のひっ迫が、来春の大豆作付面積がコーン等へのシフトに
よって進むような事があれば、今度は大豆発の暴騰が始まってもおかしくない。
そうなると、嫌が応でも注目されるのが、大豆からコーンへの作付シフト。
大豆・コーンの比価に注目したファンドの買いが出動している。
昨日までの期近大豆/コーンの比価は1.89前後。
過去10年間で最も比価が大きかったのは、04年7月の3.99
逆に最も小さかったのが96年の1.50
米国燃料規制の変化を反映し、米国燃料産業がガソリンの添加物である
メチル・ブチル・エーテル(MTBE)の使用を年初に徐々に廃止したことによって、
米国のエタノール需要は拡大傾向にある。
小麦、コーンに始まった世界需給の逼迫が、大豆相場を押し上げると考えれば、
戦略的に買い仕込みたい。
買いたいという意志を持っている人たちの前では何でも買い材料に早替わりする。
No.14
2006/11/10 07:36
【穀物ニュース】
●とうもろこし
コーン期末在庫を減少させ今後の需給タイト化に拍車をかけると
見られたものの、予想の範囲と捉えられ上昇したが、多くのロング
を抱える向きが利喰いに出た。
●大豆
事前予想平均下回る発表も、知ったらしまいによる下げ。
とうもろこし価格に上昇の余地はあるものの、ファンド継続的な買いを
入れなければ、値固めを行うと予想される。
※米国海洋大気庁(NOAA)は9日に発表したレポートの中で、
北半球ではエルニーニョ現象が2007年春まで続く可能性が高い。
No.13
2006/11/08 08:42
【穀物ニュース】
2007年 1月よりゴールドマンサックスが商品市況への投資を
700億ドル規模から1100億ドル規模へ拡大させるとの事。
No.12
2006/11/08 07:25
【穀物相場の見通し】
農務省報告の事前予想
とうもろこし
生産高平均 108億3800万Bu(農務省見通し109億0500万Bu)
期末在庫平均 9億1200万Bu(農務省見通し 9億9600万Bu)
大豆
生産高平均 32億4000万Bu(農務省見通し 31億8900万Bu)
期末在庫平均 5億8300万Bu(農務省見通し 5億5500万Bu)
No.11
2006/11/04 13:44
【穀物相場の見通し】
今週のシカゴ・トウモロコシ相場は12月限で320.00セントまで崩れ、チャート
的には下落してダブルトップを形成するのか、三尊型となるかと予想させたが、
ファンド買いが弱基調をひっくり返した。
ファンドが活気づいた背景は、
イリノイ以外で未収穫のフィールドが多く、特にインディアナでは例年のペースから
1ヶ月遅れている。
07/08クロップの需給に対する不安感に加えて、収穫遅延という現実的な材料。
(農務省は30日、12州に亘る主要生産州のコーン・大豆の収穫遅れを
報告している。)
FCストーン社の生産高予想、108億0800万BUで、USDAの10月見通しの
109億0500万BUを下回った事も確認される事となった。
農務省は10月の需給予想報告では全米のコーン単収を9月の154.7ブッシェル
から153.7ブッシェルに下げており、11月の報告で再び下げるかも知れない。
少なくともそれは、関係者の間で風聞になっているという。
アイオワ州立大学の経済学者のロバート・ウィズナー氏は農務省の報告を分析すると、
生産量はさらに(10月の予想から)3億1000万ブッシェル減ることになり、
そうなれば2007年8月31日の持越在庫量はおよそ、3、2週間分の供給量に
減ることになるだろう。
1995/96年には、アイオワ州中央部の現物コーン価格は6ヵ月に亘って5ドルを
上回っており、その時の持越在庫は2、6週間分の供給量だった。
大豆=対照的に大豆について政府エコノミストは今月の需給予想報告で、生産予想を
増やすかもしれない。
豊作がより豊作になるとの市場のことわざが、今年の大豆にはよく当てはまるかも
しれないと指摘している。
南米の天候相場が始まる前に、一旦はコレクションが起きてもおかしくないと思って
いるが、ファンドが活気づいている様子が伺え、侮れない。
※個人的な結論=来年を見据えた中長期的な展望に立てば、引き続き下落局面は買い
下がりの好機であるとの考えを変えていないが、
短期的には下値をトライする可能性も。
No.10
2006/10/28 17:33
【穀物相場の見通し】
週明けは、短期間での買われ過ぎ感から、調整本格化という印象を与えたが、主役は既にコーンと大豆に移り、収穫圧力が続いているにもかかわらず、驚くべき強さを示している。今の相場上昇は来年の大需要を期待してのこと。ファンドの旺盛な買いもレコードハイを更新し、潜在的に来年までのコーン需要見通しに影響を与え始めている。
●とうもろこし
個人的な結論として、短期勝負として反動安、修正安を予想していたが、以下の要因
と、需給タイトが大幅に改善される当てがない以上は、先行きの一段高の可能性は
継続されると思い、強気方針に転換したい。
強材料
・ファンドの投入資金が以前とは桁が違うとも言われる。
・レーショニングはいったいどのレベルで発生するのか。
エタノールに至っては、4ドルの声を聞くまでは安泰といわれる。
・FCストーン社の07/08年需給モデルによると、単収160.00buを用いても
在庫率は3.8%まで下落するとされる。
・北半球の新穀が出回る6月以降まで、考えて見るとまだ8ヶ月もの時間が必要。
・中国がトウモロコシ輸出を再度停止したとする噂は、国内でコーン供給が不足するの
を未然に防ぐため輸出規制を強化しているとの現地は伝えている。
●大豆=出遅れ感に着目した買いではあったが、大豆も独自の材料が出始めている。
・大豆需要が今のところ驚くほど強いバイオディーゼル産業が急速に成長すると期待
されている。
・中国の大豆市場は米国及びブラジルやその他の国の輸入品に支配されてきており、
その額は30億ドルになっている。中国の大豆生産農家は高騰する生産費用から、
多くの生産農家が大豆栽培を放棄しているので、同国の大豆業界は崩壊に向かう懸念
もあると云う。
・過去10年間で中国の大豆消費は2倍になり、今年は4000万トンの目標を突破
する見込みである。
・外国産大豆に対する欲求が大きくなっているのは中国人の消費量の増加と嗜好ととも
に、それらの飼料として大豆を使用している。(食肉・鶏肉・水産業)
・大豆さび病の感染拡大が07年も続けば、作付面積に影響を与える。
※コーンと大豆も、ヘッジ・ファンドやその他の大手投機筋が月末にポジション整理を
行うことで下落する可能性があるが、現環境下では強基調が続くものと思われる。
No.9
2006/10/21 15:20
【穀物相場の見通し】
穀物相場大上昇を先導してきた小麦は、買い手に回っていたファンド筋が売り手に回ると、極端に買い手不在の状況に陥っている。
背景は、小麦需給が逼迫化した事が周知の事実になると今度はそれに対応した動きが
市場に現れる様になった。
1・欧州は価格の急騰を抑え込む為に、ドイツに備蓄されている緩衝用在庫の放出して
も良いとして輸出許可を政府に検討中という。
2・カナダ農務省のアナリストは自国小麦は今年、オーストラリアの不作を背景に輸出
を伸ばすとの見方。(豪州、干ばつで輸出増大の見込み)
3・中国国営の食品有限公司(COFCO)、17日、2006/07市場年度(10月ー9月
)は積極的に小麦を輸出する意向を示した。
4・農務省は冬小麦の生産については、12月に生産者に調査を行い、来年1月12日
の需給予想で報告する予定であるが、この状況では小麦の耕作は大きく増えること
が予想される。
以上を察すると修正安に突入するのか。
結論・とうもろこし
・短期的には小麦のコレクションにお付き合いして下値を試す可能性。
・収穫が続く数週間は、ファンドのロングポジションから来る調整売りが
予想される。
・国内市場は9月からの上昇において、ギャップ(窓)が3つ続けてあり、
上げ相場の終了する、「三空踏み上げ」が確認出来る。
相場格言に「三空踏み上げに売り向え」というのがある。
従って、短期勝負で戻り売りに徹したい。
目標は下限の窓埋め21800円前後。
大豆=小麦と比較するとまだまだ割安と見るファンドが積極的に買いを入れ、
底堅い展開が続いている。
米国も世界レベルも在庫は潤沢にある。 という状況を踏まえると、そろそろ、
勢いが尽きたらどうなるか。
強材料が出てくれば、侮れないが、小麦・コーンに引っ張られると見る。
No.8
2006/10/14 22:21
【穀物相場の見通し】
今週はコーン・大豆ともにストップ高に始まりストップ高による週末。
今週も小麦主導の展開で、オーストラリアの干ばつ懸念が強くなっている小麦が非常に
強い動きを見せ、コーンもそれに釣られる形となった。このヘッジの一部がコーンに流入している。
豪州穀物評議会は深刻な干ばつで小麦生産が前年度の2500万トンから1000万トン以下に、大麦生産が前年度の1000万トンから250万トンに大幅減産となる見通しを示した。 輸出余力は今年度500万トンを下回る公算。
すでに飼料穀物は外国産調達の動きがある。
その後も、穀物輸出世界6位のウクライナで小麦の輸出が停止している。
豪州が東海岸からの小麦輸出を一時停止するとの報から豪州小麦需給のタイトさがより
一層意識される。
未踏のエリアに入った小麦がこの後どこまで上げ続けるかにもよるが、注目される。
コーンの需給予想もショッキングな発表として伝わり、需給バランスが逼迫し、現物
価格が予想以上に上昇し、今後の価格が力強いものになることを反映している。
●結論=とうもろこし
これからは、一段高を目指すには更なる強材料が必要になってくるが、週末の上昇
要因は、来月11月USDA需給発表で更に単収、生産量で下方修正も見込まれるとの憶測
や、国際商品相場の上昇再開も支援材料となっている。
個人的には、来週、日足・週間足を短期で判断する限り、基本数値(相場波動)から
変化すると思っています。
6/20日・17610円〜7/12日・19930円 上昇幅2320円
19930円に上昇幅の倍返しで、22250円。
目先は高値波乱もあると思っています。 買いたい弱気と判断しています。
●大豆=需給発表で、大豆は事前予想程の大きな生産量、単収にならなかったとは言え
潤沢な供給量であることに変わりはない。
小麦・コーンの需給タイト感を横目に、マーケットではこれらは織り込まれ済みの感
が強い。
小麦・コーンに比べて、割安感が出てきている事と、9月以降の横ばい持合上抜けて きただけに、押目買いで対処したい。
No.7
2006/10/07 22:49
【穀物相場の見通し】
今週のシカゴ市場は、小麦に引っ張られた動き。
イラク・エジプト向け米国産小麦成約の情報を切っ掛けに、上昇を続けていた小麦が
コントラクト・ハイの更新からコーン・大豆も含めてほぼ前面高の展開。
欧州の小麦相場が2年半振りの高値を更新して、穀物需給の逼迫感を煽ったことで、
小麦が10年振りの高値を更新。
長期的な需給見通しは強気との見方が多い。インデックスファンドや商品ファンドの
資金が小麦市場に流入している。
小麦相場がこの後どこまで上げ続けるかにもよるが、コーンも次の抵抗線である、
12月限284.1/2を目指して買い上げられ易い地合いになっているのは確か。
今後の展開
シカゴ大豆・コーンは生産減の予想見込み。10/12日の需給報告が注目される。
コーンは米国農務省が作付面積及び収穫計画に関して再計算し、生産予想を減らそう
としている。
干ばつが直撃したアラバマ・ジョージア・サウスダコタ州の農家は12日に発表される
需給報告で予想収穫面積を更新するために調査される事になるだろうと農務省が述べて
いる。 農務省はまた、すべての州の作付面積のデーターを見直すと述べている。
収穫される面積が減り、今年の生産量が減るかも知れない。
●結論・週後半には、トウモロコシ・小麦相場が荒い展開。
シカゴの小麦・コーンのチャートでは上ヒゲ陰線となって、高値警戒感を大きく感じ
させる。 12日の農務省までは、上昇リスクへの警戒を強めるべきと感じさせる。
個人的には、週末の国内市場の陽線引けは天井圏に出る人気出尽くしのシグナルと
判断したい。
日柄(日足・週間足)で判断すれば、来週は天井波乱を思わせる大動きになると思いま
す。 シカゴ小麦・コーンのチャートでも天井圏に出る。転換暗示の線。
従って、来週は天井は二度打つという格言が有りますが、大荒れになると思います。
戻り売りに変化なし。
大豆:チャート分析では既にシーズンの安値を付けたという見方からファンド買いが入
り上昇。 今後収穫進捗が高反収による大豊作が予想される中で、今週の上昇
は説明つかず、様子見リスクが高くなってきている。
チャートでは、コーンは上昇を形成してきたが、大豆は盛り上がらずに下げて
きた。日柄判断では下げ相場も終了の気配。既に日柄充分なので、買いば探し
と判断したい。(ファンダメンタリストは理路整然と曲がる。)
No.6
2006/10/01 11:22
【穀物相場の見通し】
●トウモロコシ
コーンの四半期在庫は19億7100万buで、事前予想と同水準だった為、
材料視されなかった。
大豆の四半期在庫は4億4900万buで、事前予想を下回ったが、押し上げ
要因とはならなかった。
今後の展開として、
四半期在庫の内容に注目が集まっていたが、発表された数字次第では、需給の
タイト感が再確認されて、一段高の可能性も指摘されていた。
結論として、
今後は材料難が続く中で、四半期在庫の内容も材料視されず、
1・9月中旬以降の買われ過ぎ感。
2・ファンドのロングが膨らみすぎているとの懸念。
3・来週の天候、収穫の進捗次第では豊作を蒸し返す見方。
4・シカゴコーンの期近の260セント以上が定着した事が少ない。
5・シカゴコーンの週間足 5/18日264.25 7/12日268.75
9/29日268.00
の波動を見れば、三尊天井の見方が伺える。
以上、上述した内容から察すれば、一旦、買い玉は撤退したい。
短期勝負で来週の動き次第では、晩秋底の気配が感じ取れるので、戻り売りも
考えて見たい。 (本当に豊作を織り込み切ったのか?)
●大豆:今後収穫が本格化し、実際に単収が良いことが確認されるにつれ、
もう一段の下落もありえる。
No.5
2006/09/24 11:30
【穀物相場の見通し】
●トウモロコシ
今週のシカゴ市場は9月の農務省需給発表で豊作を確認されてきたが、主要産地の
予想降水量が平年以上となったために、収穫遅延に対する懸念から大幅続伸。
東京のコーン相場も、三角持合的な抵抗線を上抜けてきた。
クロップ・キャストの気象報告によると、過去の類似年の分析に基ずくと、今年の
10月には米国中西部では、平年を上回る雨量の天候パターンが予想される。
同社は報告の中で、もしこれが現実となれば、トウモロコシと大豆の収穫が一層の
の遅れとなろうと述べている。
さらに、過去の複数の類似年に基ずくと、中西部の北部では、10月の後半に土壌
を乾燥させる好天が戻る可能性がある。
オハイオバレーは、10月を通じて、平年を上回る雨量の天候パターンが継続する
と見られるとした。
シカゴ及び国内市場は、コーン・大豆とも大豊作に対する懸念と、ファンドのロング
ポジションに対する警戒感が漂っている。
週末、インフォーマ社が07/08年度の作付面積を8310万エーカーと予想して
弱材料とされたが、堅調な需要により期末在庫が減少することにもつながる可能性が
高いことから現時点では材料視されなかったと伝わっている。
※米気象会社ワールド・クライメット・サービスが19日遅く公表、
同社の気象モデルによると、北米の大半地域では、10−12月期前半の気温は
平年以上となり、初冬には米国中部や北東部を厳しい寒波がおそう可能性がある。
今冬の北米の気候・エルニーニョの発達次第。現在発生中のエルニーニョ現象が
影響しそうだ。
結論としては、
今後の天候及び予報次第で(長雨によるダメージ、一旦収穫が進むという話)
大きく上下に振れやすい展開も。
個人的には、雨がちな状況、今後の需給報告では、上方修正される可能性から、
タイト感を背景とした買いが続くと予想出来るので、
引き続き、押目買い一貫。
No.4
2006/09/17 16:45
【穀物相場の見通し】
●トウモロコシ
高単収が発表された上に、原油市場の下落・エタノール工場の採算悪化・エタノール
需要の減退というシナリオが想起されることとなった。
週末は産地の気温低下予報をはやした買いで反発。
中西部の今後10日間予報
来週、米中西部北部で降霜や凍結の恐れがある。
19日や20日午前には霜害となる可能性も高い。
天候に関するニュースとしては、
カナダ・アルバータ州の一部の穀物産地では、週末気温が氷点下まで低下し、雪が降
るとの予報が出ている。
ブラジルの天気→降霜シーズンが終わり、今年は早くから干ばつ傾向が市場に注目さ
れている。
NYコーヒー市場にも、コーヒーの開花に必要な土壌水分が不足しているとの指摘があ
る。 NOAA・エルニーニョの影響で北米は暖冬の予想。
太平洋熱帯域でエルニーニョ現象が既に発生しており、この状態が2007年初旬ま
で続くであろうと発表した。現在は弱い段階だが冬場に向かって中程度に強まる可能
性があると予想されている。
トウモロコシは過去第2位の大豊作=知ったら終いの動きか、それとも豊作に押され
る流れなのかは、個人の判断によるが、現地の報告としては、需要だけを見ており、
価格は強い使用ペースで即座に上昇を始めるには違いないと想定している。
大豆も繰越しが大量にある上、30億buの収量からして、弱気加速かとうかがわさせ
るが、エタノールとバイオディーゼルが2007年になると拡大する産業の中の筆頭
になると見られている。
海外のアナリストの間では、米金利の低下、巨額の米貿易赤字懸念でドル安に向かえ
ば、いっそう投資需要は高まると予想。
原油価格には下振れ余地があるものの、60ドルを下回ればOPEC(石油輸出機構)が
減産に動くと予想されるほか、国際情勢や暖房用の需要の高まりなど再度大幅上昇に
転じるリスクは健在との見方が多い。
以上、総合判断からすると底値の期間は長続きしないと見られる。
押目買いに変化なし。
No.3
2006/09/09 20:54
【穀物相場の見通し】
●トウモロコシ
来週火曜の需給発表を待とうというスタンスが一般的となっている。
発表までは様子見の展開となりそう。
個人的な結論
インフォーマ社の見通しでは、生産高を上方修正したが、期末在庫は
需要増から9.9%に落ち込み、8月USDAレポートの10.4%を下回って
いる。
相場の下値は固まりつつあるため、ちょっとした上昇材料にも敏感に反応し
易い地合いと認識できるのではないか。
今後は、メタル相場からファンド資金が穀物への乗り換えが予想されるなど、
下値が切り上がり、上昇の可能性が勢いをもっている。
●大豆
今年の大豆は大収量の可能性があるが、南米と米国の作付面積が減るという
噂に注目を移すと、今年のハーベスト・ロウが早くなる可能性があるので、
価格が下がっても弱気にならないようにしたい。
昨年のNonGmo大豆は、9/16日に32490円で底打ち。
40900円へと急騰。
一般大豆も9/16日に、30700円で底打ち。
翌年の2/20日には36900円を付けている。
今週、若干のもたつきもあると思うが、まだまだ上昇余地を残した相場である
事を再認識させる週と思います。
従って、押し目買いに変化なし。
No.2
2006/09/03 08:12
【穀物相場の見通し】
●コーン
コーンは9月の需給報告ではさらに引き上げられる可能性が高まっていることも伸びきれない要因となっている。
大豆もこれから収穫が進みにつれて、農家は旧穀の処分を売り急ぐ動きが出てくる。
一段安の可能性もありそう。
個人的な結論
コーン:期末在庫はエタノールと飼料と輸出の市場で確実に減っている。
目先はラリーの動きとなり、今月の前半の安値安値は買玉を仕込む所と思います。
大豆:生育問題なし、期末在庫増等から自律反発の範囲と思われるが、
それでも底堅い展開となっている。日足の日柄は秋底と思います。
コーンと大豆のサイクル(長期波動)
シカゴ大豆:過去の大相場は、4年周期、8年周期、16年周期となり、
来年からの07〜08年に当たる。
シカゴコーン:5年周期(4年から6年)のリズムで大底を形成している。
つまり、昨年の1月底がこの5年周期の大底という見方が出来るのではないか。
ちなみに大天井周期は8年であり、大天井は04年から8年後の2012年前後。
No.1
2006/08/26 18:35
【穀物相場の見通し】
●コーン
短期的には良好な天候状態、月末も絡んで方向感に欠ける展開か。中長期的には単収150台後半も先取りされての下げであり、現レベルからの大幅下落は考えにくい。
個人的な結論:
152.2buの単収を用いても相変わらず、期末在庫は10.4%という低レベルである。ちなみに、史上最高の単収である160.4buを達成した場合の期末在庫は15.4%に達する。
過去3番目の豊作が予想されるものの、米国コーン在庫は減少の見通しという。
エタノールを筆頭に輸出需要が予想上回り、新しいエタノール工場はほぼ毎週発表されている。
また、米農務省がエネルギー省と共同で代替エネルギーの開発に取り組む大学などへの補助金創設を発表している。 ミネソタやアイオワに続いて、イリノイ州でも、エネルギー政策に関するコメントが発表されている。(エタノール・バイオディーゼル工場への補助金導入)今後も旺盛な需要を考えると、07/08年も需給がタイトであることは間違いないと思われる。
以上を踏まえて強気方針で対処したい。
●大豆
今後はデマンド面が話題の中心になってくるが、バイオディーゼルが代替燃料として話題になっているだけに、価格回復はある。
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